平飼い養鶏 2年生卵シフォンケーキ
昨日に引き続き、今日も百鶏園から小包が届いた!
開いてみると、、、
まぁ!大きなシフォンケーキじゃないですかぁ!
かわいいイラストと、小沢さんの熱いメッセージカードが同梱されていました!このイラストは奥さん作かな?
外側もさながら、断面も物凄く綺麗、、、
実際に食べてみると本当にふわふわで卵の味をしっかり感じて本当においしかった!
破いた後の写真ですが笑
驚くほどの添加物ゼロ。基礎材料だけで焼き上げたから雑味も一切なく優しい味わいでした!
小沢さんが自分でシフォンケーキを焼くと言うから、お家のオーブンで焼いたくらいのやつが来るかなと正直思っていたけど、ガチの仕上がりのシフォンケーキが届いたからびっくり!(正直軽く見てましたごめんなさい笑)
このシフォンケーキはただのシフォンケーキではありません。実は、2年目の鶏の卵を使ったシフォンケーキ。
2年目の鶏は、餌を食べる量は変わらないけど産卵率が落ちるため採算が悪化。そのため、一般的な養鶏場は2年目を鶏をレギュラーから外し(廃鶏という)、若い1年目の鶏を新たに迎え入れる。この廃鶏になった鶏は殺処分され、インスタント食品のお肉になっているんだとか。
簡単に言えば鶏の生産性が落ちたから「はい、さようなら」としている感じ。人間で言えば、年を取って仕事ができなくなったから「はい、さようなら」といった仕打ちだろうか。
ビジネスは利益を出すのが大事。それ自体僕は悪くは無いと思うけど、さすがに守らなければならない限度があると思う。会社だって、雇用を守る責任があるんだから、利益が出ないという理由だけで従業員を即解雇してはいけないはずだ(そういう企業実際あるけど)
小沢さんは廃鶏というシステムに疑問を持ち、否を主張した。そして、その打開策として2年生の卵を売りにした。上述の通り2年生の鶏は廃鶏に出される鶏だから、2年生卵が市場に出回るのは稀。この希少性を差別化要因とした。そして、今回2年生卵とシフォンケーキの販売に踏み切ったという訳だ。
この一歩は革新的で勇気ある一歩だと思う。廃鶏に慣れて「こういうものだ」と片付けてしまう前に、ちゃんと異変に気づいて実際に行動に移したその実行力に心から尊敬する。
今回はシフォンケーキを食べてみたが、次は2年生卵も食べてみたい!
1年生卵と2年生卵の食べ比べとかもしてみたいな。
消費者の立場としてだけど、またひとつ養鶏の未来に貢献できた気がした。ありがとう小沢さん。これからも応援していきます!
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