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江戸たいとう伝統工芸館(東京都台東区・浅草駅)

浅草の中心にある浅草寺へと続く仲見世通りには実に多くの店が立ち並んでいる。老舗の一つである浅草梅園で名物のあわぜんざいをいただきながら、次に向かうのは江戸たいとう伝統工芸館。浅草花やしきの裏手、かつて存在した浅草十二階こと凌雲閣跡地のすぐそば、浅草ひさご通りの一角にある。

割と新しくできた博物館で展示室は1階と2階。伝統工芸の技術を多く展示しており、どちらかというと地元の人よりも観光客、特に外国人に向けて作られているクール・ジャパンを推し出した傾向が強いかもしれない。もともと浅草界隈を歩く外国人観光客は多いので、その一環としてここに足を運ぶのはかなりオススメのコースではないだろうか。

1階の展示コーナー

時期によっては実際に工芸品を作っている作業を見学できたり、中には体験することもできるものがあるという。日本人でさえ普段なかなか伝統工芸に触れる機会は少ない。代表的な江戸切子をはじめ、桐箪笥や指物、簾に矢、市松人形、金工や江戸木彫刻などじっくりとその工芸の精緻を間近で見られるのは面白い。

2階の展示コーナー

江戸の伝統工芸を一手に集めた場所なので気軽に訪れるべき。これだけの立地にあり綺麗な施設なので脅威の見学者ゼロはもったいない。トイレはウォシュレット式。

江戸切子いつか欲しいものです

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