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怒りの感情に慣れるためには。

今日はしょっぱなから怒られた。
怒っているということはわかったし、その理由もわかった。
けど、その理由が…怒るという感情にどうして結びつくのかは正直わからなかった。
どう考えても怒るようなことではなかったから。
けどとりあえず謝った。
謝って欲しそうだったから。

私は怒ってる人が実を言うと苦手だ。
それは自尊心が傷つくからとかそんなんではなくて、単に怒っている口調、声のトーン、大きさなんかが心に来るのだ。
予期せぬ大きな音、突如どこからともなく発せられる罵声なんかも私の恐怖の感情を刺激する。
今日もその語気を荒げた声、トーンが恐怖につながってしまって少ししんどいなと思ってしまった。

その人はしばしばそういうスイッチの入ることがある人で。
本人曰く、相手が誰であってもカッとなったら言ってしまうらしい。
そのようなことを本人が言っていた。
別に悪気はないらしい。
まぁだから私も内容は聞き流してとりあえずその場は「はい、すいません」と言うし、ハッキリ言うのと人を攻撃することの境界が曖昧な人なのだなと理解するだけなのだけど。
ただ、もう少し淡々と言ってくれたらいいのになと。
それが難しくても、せめてもう少し、怒り出すきっかけやタイミングがわかればな。
そしたらまだ準備ができるのに。
恐怖に備える心の準備が。



人にはみんな長所と短所とがあって、だからその人の短所に触れたからと言って必ずしもその人を嫌いになるわけではないよね。
実際さっきの話の人のことも別に嫌いではなかったりするし。
患者さんには優しいし、頭の回転も速い。
スイッチの入ってない時はフレンドリーな良い人だから。
私の傘が大雨に濡れた時、傘袋に入れっぱなしにしていたのをわざわざ取り出して広げておいてくれてたりとかね。
傘骨が痛むと良くないからって。
そしてそれをわざわざ内線で連絡くれて、勝手にしちゃったけど良かった?って。笑
優しいよね。

それにね、怒るっていうのはエネルギーのいることでもあるからそこにそれだけ注力できるってある意味すごいし。
あと、そんな言い方したら嫌われる可能性大なのにわざわざそんな言い方をしてしまう不器用さは言い換えると裏表のない素直さとも言えるもんね。
その人の優しい部分を見ているからこそそう思えるというのもあるのだけど。

まぁ私がその人の急なテンションの変化といきなりの怒声に慣れたら一番うまくいくんやろうね。
というか、それしかないよね。
相手に気づかれないように聞き流すのは割と得意やから。笑

…という、総括。



窓の外は薄ら雨で夜空がハッキリ見えない。
星の見えないこんな日はどうしたらいいのかな?

困ったな。

今別に答えはいらないけれど。
(寝たら忘れる。寝る。笑)


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