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【はたちのつどいレポ】推しをゆかりの地まで連れて行く【聖地巡礼:銀魂展編】

まずは

銀魂20周年おめでとうございます

おめでとうございます!!


皆様こんばんは。

推し(アクスタ)を連れて歩きたい今日この頃、
四四田です。

今日は銀魂展行ってきましたの話です。
写真それなりに多めですが、
かなり偏りがあるというか、
主に推しに関連する話に終始しております。

銀魂展自体をその偏った角度から楽しんでおります。
つまりはいつもの四四田の感じです。
隙がないのに隙があったと言い張って推しをぶっこむあれです。
その一点だけ、ご了承の程をお願いいたします。

そんな具合に偏っているとはいえだ。
展示についてのネタバレ等々してしまっていると思いますので、
これから行くんだネタバレすんなよって方はUターン推奨です。

行って来てネタバレ平気になったら、
また遊びに来てください!
お待ちしております!

そこそこ長いので目次を発生させました。



初めましての方もいらっしゃるかもしれないので、
最初にご説明しておきますと、

僕の推しは吉田松陰です。

推し始めてかれこれ10年以上が経ちました。
誰のことかわからん、って方のためにWikipediaはっつけときます。


いわゆる幕末の志士を何人も輩出した松下村塾の主宰として知られる歴史上の人物です。

ちなみに歴史上の“偉人”という言い方は僕自身はあまりしません。尊敬……もそんなにはしてません。吉田松陰という存在をどう評価するかはその人それぞれですが、僕はまあ単純に人間として面白いから好きなだけで全てを全肯定は多分しません。推しとのイデオロギーの足並みは揃っていません。
ただとても好きではありますので隙あらば話題としてぶっ込んでいます。
これまでに話題にあげた記事はマガジンでまとめていたりしますのでよろしくです。



さて、
そのようなわけで、聖地巡礼と呼ぶには少々亜種かもしれませんが。

この記事でも予告した通り、


生誕20周年記念銀魂展 はたちのつどい

に、推しアクスタを連れて行ってきました。


銀魂とは、
幕末の江戸にペリーの黒船来航ならぬ、
天人(あまんと)という異星人の宇宙船がやってきてしまったという展開から始まる、
言わずと知れたジャンプ漫画の名作です。
作者は、空知英秋先生。
オーバーテクノロジーな世界の、江戸は歌舞伎町を舞台に、侍・坂田銀時が営む万事屋の活躍を描いたSF時代劇コメディ。
作品の設定上、幕末から明治維新あたりの史実がさまざまな形でモチーフにされていますので、当然松下村塾と吉田松陰もネタになっています。

松陰さんは吉田松陽という名前で、主人公銀さんの師匠になっています。
陰陽だね!

(ピクシブ百科事典でも載せておきますか🫱)


銀魂はね、ジャンプの連載も読んでたけど、アニメもね、毎週観てたよ。
実写映画も楽しかったね。
いろんな思い出がありますが、
アニメはオーマイキーの回が、
漫画はあんぱん回が忘れられません。


最初に銀魂読み始めた頃は、後々自分が吉田松陰推しになるつもりは全然なかったよ。気配もなかったよ。

いやー人生って予定外だね。

ちなみに銀魂はみんな好きだけど強いて好きなキャラといえばあんぱん山崎くんかなって言ってたら、

なるほど………?

池袋東口の街中ではためく街灯フラッグ……

なんだかまとめていただいている


ありがとうございます……(?)

それにつけてもカッコいいな松陽先生。
余談ですが、僕はあまり推しを“先生”って呼ばないんですが、松陽先生のことは先生呼びします。 


さて、昔ハンズだったニトリの脇から、会場であるサンシャインシティ展示ホールAに向かいます。


四四田の記憶に間違いがなければ、ここのハンズで、B-SIDE LABELさんコラボの吉田松陽ステッカー買ったような……

今でもパソコンに貼ってあります。
「ハンパ者が夜遊びなんて100年早い」って言ってくれるんだ。


サンシャインシティに向かう地下通路の動く歩道、選挙ポスター風のキャラクターポスターがあるという話は聞いていたのですが、
検索しても松陽先生単独ポスターがあるのかないのかよくわからず。

行った方のレポを読んでも見つけられなかった四四田。

え、あるよね?
あるに決まってるよね?

と若干不安になりながら向かいまして、

いたー!!

先生いらっしゃいました。(いるに決まってる)
シンプルにキャラデザが好きである。

推しと松陽先生の邂逅

そろそろ推し(アクスタ)出しても不審者じゃないよね?
と思って徐にアクスタポーチから取り出す。
これでも街中はご遠慮申し上げようかなと思って出してなかったわけだ。


入場時間の10分前集合、整理券番号順に並んで、時間になったらしずしずと中に通される。
最近全然アニメ漫画系統のイベントに行っていなかったので、なんだか久しぶりにこういう感じを体験するな~と並んでる時から楽しかったです。

入り口に看板があったよ。

町内会の成人式会場感が最高
松陽先生見つけるたびに張り合って(?)しまうな

撮影については入る前にアナウンスされますが、
基本的には撮影OK(一部撮影禁止があります)
自撮り棒や三脚などは持ち込みができないので、
手持ちのカメラでフラッシュ無しの撮影ならOK、という感じですね。
詳細は公式の注意事項をご確認ください。
あと、録音録画はNGだそうです。

ちなみに声優陣による音声ガイド貸出しもあります。
料金は800円だったかな。
四四田は今回借りませんでしたが、
借りている方たち、ものすごく楽しそうでした!


「銀魂20周年おめでとうございます」とスタッフさんにお伝えしながら入場したぞ


入り口ぐるっと囲われた紅白の幕が良き。

めでたさ。

さまざまなキャラクターがいるエントランスを抜けて、

キャラクターが散りばめられた中から松陽先生を探す
(まあ余裕っすよ)


まずは、事前人気投票の結果発表で50位〜21位が並んでいるエリア、

「キャラクターはシルエットだけで読者に見分けがつくように描き分けよう」

のコーナーです。

紹介のされ方に愛があって楽しかったです。

ゴリラ……?の、もふもふに包まれた29位空知先生
隣は28位ジャスタウェイです

空知先生、本当に銀魂20周年おめでとうございます。

そして何より、ありがとうございます。

各順位ごと、選ばれたキャラクターの紹介と、
そのキャラクターの名シーン(!)の原稿が、
要所要所、キャラクターの個性を表現するような形で展示されていました。

将軍様と、マダオ長谷川さんの落差がやばいのでぜひ見に行ってほしい……。
なんて面白い展示の仕方なんだ……。


50位~21位エリアは、入ってすぐだし、奇麗に壁に並んでいるので、
ついつい入った順番のまま、素直に行列になってしまうのですが、
列を崩して自由に見て良いそうです。

虚さんは36位

いやあ、原稿美しいなあ……
生原稿の迫力ってありますよね。
これだけのものを仕上げるのって本当に素晴らしいなあ。


写真撮ってると、額のガラスににやにやしている自分が映ってしまうので、それだけどうにかこうにか避けながら撮るという至難の業。
ちょいちょい失敗して四四田映りこんでますが見なかった事にしてね。


続いて、20位以上のキャラクターたちのエリア、

「はたちのつどい~無法の街に集うはキャッホーな奴ばかり~」

ここは順位順ではない並びなので、好きなところから見て行けます。

関係性とか所属で分かれています。
正直言ってここの配置で泣く。

夜兎組のこの並びはカッコ良すぎるだろう


自由に見られるエリアではあるのですが、
一部、逆流できない
一回そこのエリアに入ったらさっきのとこに戻れない、
というマークのついた場所もありますので、
そこだけ注意書きをよく読んで進んでもらえるといいんじゃないかな。


特に最後の万事屋コーナーに入ると戻れないので注意です。
四四田はまだ何も見てない内から、一瞬そっちに迷い込みそうになって危なかった……。逆流できないよって声かけてくれたスタッフさんに感謝です。


キャラクター順位以外の、
「ファン投票企画!つくってあそぼぎんたまてん」の企画、
クリエイターコラボムービーの動画上映や、
「感動した“○○篇”原画展示」「爆笑した“第○訓”原画展示」などの展示も、
はたちのつどいと同じエリアです。

この投票結果の紹介で、銀魂の底力を改めて感じました。
一コマしか紹介されていなくても、見るとバーッてエピソードを丸ごと思い出せるんですよね。
結果を見ながらぐふぐふ笑いをこらえる始末……。
でも大丈夫です。
ファンはみんなそうなってるはずだ。
逆に言えばここにいるのはみんな仲間。
多少噴き出したりするのはまあみんな大体やってるよね。

フォトスポットもありました。
椅子に座って定春に噛んでもらえるアレだよ!

僕が行ったときはフォトスポットが、ガラ空きでね。
スタッフさんにどうぞどうぞってしてもらえて、ゆっくり撮影できました。

撮影者さんの身長にもよるかもしれませんが、
ちょっとだけ俯瞰気味の角度(カメラを前側に倒すとか)で撮ると、
定春の牙が良い感じに頭の上に覗くので、
噛まれてる感がより出ると思いました。

牙が見えないと定春が可愛いツーショットになっちまったんだ……
(それはそれで好)

牙が見えるとより嚙まれてる感があるような

なんだろうね、獅子舞に噛んでもらうと一年いいことがある、みたいな文化が日本ってあるじゃないですか。
だからなのかなんなのか、

すごいハピネスだぞ、定春に噛んでもらえるの

推しも噛んでもらったぞ

定春かわいい……かわいいよ……


クリエイターコラボムービーは、
四四田もともと、かねひさ和哉さんのファンでして。
かねひら作品があると聞いて、行く前からそわついていたのですが
(そしてもちろん期待通りに素晴らしかったのですが)

松下村塾に特殊な感情を抱かざるを得ない身としましては、
大谷たらふさんの「ハロー アゲイン!」に、

え、泣くが??????????

となりました。そんな気はしていた。
難儀な特大感情が動く。

詳細は現地でお確かめください。
動画に関しては撮影ができませんので、心のアルバムにしかと記録してだな。

もちろんここで描かれているのは、銀魂世界の松下村塾ストーリーなんですけれど、
銀魂世界の松下村塾は、
史実松下村塾の写し鏡のようなものなので、
泣く。
普通に泣く。
小伝馬町にも推し(アクスタ)連れてかないとなあ……。


「ハロー アゲイン!」動画が上映されている一角は言うなれば、

・松下村塾エリア

しばし入り浸る四四田。

みんな松下村塾仲間だね
12位おめでとうございます🎉
名シーンだなあ
理想的な吉田松陰像だなあと勝手に思っている
泣いてまうやろー


ちなみに。
高杉さんと松陽先生コーナーは向かい合う形になっておりまして、四四田は地味に胸を打たれました。

良い配置だ


よかったねえ、高杉さん。(高杉さんの隣は桂さんでした)

推しにもこっちの高杉さんの活躍を見てもらう


会場内は今回のはたちのつどいに描き下ろされた人気投票上位20位キャラクターたちのイラストも、掛け軸状態になって飾られていました。

かっこいいー


松下村塾エリアを離れて他のみんなたちも見てから、

あんぱん成分強めの山崎くん


・万事屋エリア

へと移動です。
ここがね、逆流禁止ゾーンで、万事屋行くと戻れないので要注意。
ぬQさんのコラボ動画もここで見られます。

鳥山みのあるカラーイラストの美麗さときたら……
良き

銀魂ぽいギャグテイストめいた展示だと思って油断してると、感動エピソードの原稿が泣かせにかかってくるので感情ジェットコースターになります。

新八あのときがんばったよねとか言いながら泣きだしそうになる四四田。

そして、栄えある一位であり主人公銀さんのコーナー

「第一位 ~天然パーマに悪い奴はいない」

が最後にやってきます。

ここね、超いいですよ。

通路片側は万事屋である銀さんのさまざまな活躍をカラフルに、

かっこいいなー


そして逆サイドが、こちら🫱

伝説の攘夷志士
最後の喧嘩
手向けの言葉

伝説の攘夷志士、最後の喧嘩、手向けの言葉、
どのコーナーも感涙ものではあるんですが、

推し!
推しの撮影スポット来ましたよコレ!!

泣いちゃう

あなたがいたから僕らは坂田銀時と出会えた



なんて良いセリフなんだ……(嗚咽

これは、我々読者から空知先生へ向けたい言葉でもありますよね。

推しと見届けられてよかった


本当に、空知先生のおかげで、
僕らは最高の侍である坂田銀時と、
最高のかぶき町、銀魂世界と出会えたんですが、

それはそれとしまして、
僕はね、言いたいんだ。

空知先生のおかげで、
僕は理想の吉田松陰像に出会えました。

いやこれはマジのやつです。
空知先生が描いてくれた「吉田松陽先生」は、ラストまで含めて、
僕の中の推し「吉田松陰」のイメージを可視化してくれたんです。

そうなんです、
僕の推しは明治維新のラスボス、
世が世なら菅公並の怨霊、
明治に残された改革を夢見る残留思念だと思っている。

本人も、処刑される前日に書き上げた留魂録という著作の第八章に、残留思念として影響を及ぼすことについての願望を書き残している、と僕は思うんですよね。

義卿三十、四時すでにそなはる、また秀でまた実る。その秕たるとその粟たると、わが知るところにあらず。もし同志の士、その微衷をあわれみ継紹の人あらば、すなはち後来の種子いまだ絶えず、おのづから禾稼の有年に恥ぢざるなり。同志それ、これを考思せよ。

留魂録/吉田松陰

どれだけの長州藩士、攘夷志士が、その思想の影響下に取り込まれて若くして散っていったことかと思うと、決して安易に尊敬できるような人じゃないなと思っており、まあ、そこが僕が彼を好きなところではあります。
幕末の徒花なんですよ、彼は。いやんなっちゃうな。

そんな推しを、元ネタにしてくれて有難うございます有難うございます。


それにつけても、
銀魂って名場面名セリフのオンパレードだったんだなと改めて思います。

すっごく楽しかったなー。

ありがとう銀さん!ありがとう銀魂!
来年のアニメも観ないとだね

ラストの銀八先生コーナーでも後ろ髪を引かれながら、楽しかった銀魂展を後にしました。

そしてラストのショップに行ったわけだが、
長くなったのでその話はまた次回!

ランダムチャレンジだ!!

推し特化型過ぎて展覧会レポとは迂闊に言い切れないレポ長文にここまでお付き合いいただいてありがとうございました!(わんぶれす)

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