うつ病からの抜け出し方
うつ病になってしまったとき、どうしたらそこから抜け出していけばよいのか?
悩みや性格は個人差がいろいろとありますが、うつ病を100%治すという固定観念に囚われて、早く治そうと頑張ろうとするのはオススメできません。
たとえ、症状が和らぎ職場に復帰できたとしても、繰り返しうつ病の症状がぶり返すケースは多く見受けられるものです。
例えば、ガンのような大病にかかった場合、治って退院したとしても、以前とは体の状態が異なっているわけで、以前のような無理はしないようにしたほうが良いというのは想像しやすいと思います。
それと同じで、うつ病も、症状が改善したとしても、完全に100%元にもどったと考えるべきではありません。
病気を受け入れて、その病気とともにどう生きるべきかという考え方に切り替えて、それにあわせた働き方を模索していくべきです。
つまり、元の自分に戻るのではなく、病気をきっかけに新しい自分に変わっていくというスタンスが大切です。
なぜうつ病になったのかを振り返って考察し、もっとおおらかに余裕をもってストレスを受け流せるように自分自身を新しく変えていかないと、病気の再発を招くことにつながっていくのです。
病気を受け入れることができているか、以下のような言動をチェックすることで確認しましょう。
・感謝の言葉が多い
・笑顔が多い
・小さいことにくよくよ悩まない
・人に気軽に相談できる
・過去にこだわらず、今に集中できている
・症状のよくなった部分に注目する
・規則的な生活をおくれている
個人的に、最も重要なのは「規則正しい生活習慣」と「感謝の心」と考えています。
きちんとした睡眠、運動、食事をして、自分と周りの人に対して感謝できていれば、心と体は安定し、物事の捉え方も前向きになりストレス耐性もあがりやすくなります。
もしうつ病になったり、それにちかい状態と感じたら、
『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち 』というマンガを是非読んでください。
うつ病になり、そこからぬけだした体験談がわかりやすくまとめられています。
うつ病になるのは自分だけでない。そしてそれにどうつきあっていけばいいのか。
体験談をしることで、自分を勇気づけてあげてください。
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