孤独のリスクを減らす
悩みを抱えている時に、なによりも大事なのは1人で孤独に抱え込まずに、
誰かに相談することです。
今、日本の現代社会において自殺者の増加が問題になっていますが、
これも悩みを相談できなくて精神的に追い詰められる人がそれだけ
増加していることを意味しています。
あなたには、信頼関係をもてていて、悩みを相談できる友達、家族がいるでしょうか?
ただ、友達といっても、別に数が多ければいいというものではありません。
本当に信頼できる友達であれば、1人でも十分だと思います。
数よりも質を重視しましょう。
また友達とは別に、日頃から仲間をつくっていきましょう。
仲間は、共通の目的やビジョン結びつくもので、互いのプライベートでに干渉せずに、協力しあう関係性になります。
無理に友達をつくるのが苦手な場合は、仲間をつくることからはじめましょう。
仲間は、より精神的に楽につながれるはずです。
ここで気をつけてほしいのは、仲間は、職場で作るだけのものではないということ。
ここを勘違いすると、職場の人間関係を気にしすぎて、職場の人と「仲良くなる」ことに無理しすぎてしまうことなります。
職場の人間関係は、業務上の成果をあげるために必要最低限なコミュニケーションはもちろん取るべきですが、プライベートな部分まで全員と仲良くなる必要はありません。
(プライベートで仲良くなること自体は良いことですが、あくまで無理のない範囲にしてください。)
孤独のリスクを意識し、日頃からいざというときに悩みを相談できる信頼できる味方をつくることが大事といってきましたが、最後に1つ、自分自身についても内省してみてください。
「あなたには、深刻に悩んでいそうだったら、すぐに駆けつけて相談にのってあげたいと思う相手がどれだけいますか?」
ここで思い浮かぶ相手は、きっと、あなたが逆の立場になったときには相談にのってくれる方ではないでしょうか。
もし、だれも浮かばないようだったら、まずはそうしたいと思う相手を見つけることに心配りしましょう。