【半沢直樹】中野渡頭取から学ぶ、コンセプトの大切さ
新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。
Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。
今日のテーマは「コンセプトの大切さ」。
現在放送中の「半沢直樹」でもコンセプトの大切さを表現している描写があったので、まとめてみました。
会社が存続するためにもブランディングには、コンセプトづくりが欠かせません。
だからこそ、今一度コンセプトについて考えてみましょう!
ドラマ「半沢直樹」観てますか?
大人気テレビドラマ「半沢直樹」。
亀山も、前シリーズからリアルタイムで観ています。
主人公・半沢直樹が追い込まれながらも大逆転する爽快感が人気です。
「やられたらやりかえす、倍返しだ!!」の名台詞でも有名ですよね。
個人的には、伏線の回収がわかりやすくてスキです。笑
「これ、ぜったい今後のストーリーに影響するやつやん!」ていう。
それと、組織の中で生きるサラリーマンをいい具合に誇張していておもろいですよね。
めちゃくちゃな企業秘密をあんなに密集している居酒屋で話すのはありえないなーって言うのは、もはやご愛嬌です。
そうです。私がミーハーです。
現在放送中の「半沢直樹」は、銀行から追い出され、子会社である証券会社に出向された後のストーリー。
前作のキャストも上手く絡みながら、親会社に噛み付く半沢の姿に世のサラリーマンは共感しちゃう。
中野渡頭取が掲げるスローガンは「顧客第一主義」
そんな「半沢直樹」の中で、個人的に注目しているのは、北大路欣也さん演じる中野渡という銀行頭取が掲げるスローガンです。
中野渡頭取は、もともと半沢直樹が勤めていたメガバンクの頭取。
リアルの世界で言えば、三菱UFJ銀行の頭取でしょうか。
そんな中野渡頭取が口癖のように言うのが「顧客第一主義」という銀行のスローガン。
銀行内でさまざまな裏切りがあったりする中で、役員会が開かれ、頭取が意見を求められたりする時に、「うちは顧客第一主義がスローガンだ!」っていうわけです。
これって、つまりは亀山が大切にしている「コンセプト」。
会社やブランドが実現したい理想の姿であり、企業理念であり、会社が存在する意味です。
まぁちょっと「顧客第一主義」というのは、昭和っぽい感は否めませんが、間違いなく経営判断のものさしになっていることは間違いありません。
さまざまな選択をして、決断するための基準になるものがコンセプトです。
このコンセプトがあるかないかで会社がうまくいくかいかないかが決まるといっても過言じゃないと思っています。
マジで。
コンセプトは企業の方向性を示す羅針盤
現在、私達は激動の時代に生きています。
去年通用したことが今年は通用しなくなっているし、100年に1度の感染症が襲ってきています。
もう私達は、先が読めない時代に生きているんですきっと。
だからこそ、山口周さんが言うように、未来を予測するんじゃなくて、構想することが大切なんだと思います。
どうなるかを予測するんじゃなくて、どうしたいかを構想する。
つまり、だれかがつくる未来を予測するんじゃなくて、「理想の未来を自分達で創ろうぜ」っていうこと。
亀山もこの考えには大賛成。
で、理想の未来を創るには、長い道のりになります。
長い道のりを歩くためには、道に迷わないように羅針盤が必要です。
いわゆるコンパスですね。
この羅針盤の役割を果たすのがコンセプトです。
どっちの道に進めばいいのか、迷った時に頼りになるもの。
中野渡頭取の言う「顧客第一主義」の場合、今回の経営判断はお客さんのためになるものなのかと常に考えるということです。
会社のトップがこのように明確に方向性を定められていれば、社員の迷いが無くなると思うんですよね。
「そっか、うちの会社はそっちの道に進むべきなんだ!だって、コンセプトがあるから!」っていう。
だから、コンセプトは必要なんですよ!
あなたの会社のコンセプトは?
では、あなたの会社のコンセプトは?
企業理念として額に入れて社内に飾っているかもしれませんね。
では、その企業理念は、長い道のりを歩むための羅針盤になってくれる頼れる存在ですか?
そして、ワクワクしますか?
コンセプトに大切なのは、コンパスとしての役割はもちろんですが、ワクワクすることが大切です。
正しくても楽しくないと、人は行動できません。
ましてや人を巻き込んで何かを成し遂げる仕事の場合は、複数の人が同じ方向を見て走らないといけません。
やらされて動くよりも、一人ひとりがワクワクしながら動いたほうが、いい仕事ができるのは言うまでもありません。
だかこそ、コンセプトは方向性を示せば良いわけではなく、ワクワクするかが非常に大事なんです。
改めて聴きます。
あなたの会社のコンセプトは?
まとめ
・ドラマ「半沢直樹」に登場する頭取が口癖のようにスローガンを語る
・そのスローガンこそ企業理念であり、コンセプト
・コンセプトがない会社は危ない
・コンセプトは企業の進むべき方向性を示す羅針盤
・ただし、方向性を示せていれば良いわけではなくわくわくすることが大切
ワクワクするかどうかって、結構大切だと思うんです。
「仕事だからしょうがない」と割り切ってしまうことも多いですが、本当は自分が納得して、ワクワクしながらできる仕事が理想ですよね。
会社の方向性を言葉でバシッと掲げて、それに社員が共感してくれるか、お客さんが共感してくれるか、地域が共感してくれるか、それがこれから会社が存続するために必要なことだと思うんです。
だからこそ、再度コンセプトについて考えてみてはいかがでしょうか?
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!
ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴
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