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大企業病を受け入れて、対処して、切り替えて。
新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。
Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。
今日のテーマは、大企業病について。
比較的安定した会社でサラリーマンとして働いた経験のある亀山は、どうやら大企業病を患っているのかもしれない・・・と気付いたんです。
で、改めてちゃんとしてこう!と気合を入れたタイミングでした。
なので、今回は大企業病ってなんなのか、なんで大企業病かもって思ったのか、そんなことを書いてみました。
もしあなたも心当たりがあれば大企業病について一緒に考えてみましょう!
油断すると陥ってしまう大企業病
最近気付いたんです。
「俺、大企業病が発症してるんじゃね?」って。
「大企業病」って人それぞれ捉え方は違いますが、亀山的にはこんな感じ。
・作業スピードが遅い
・意思決定が遅い
・会社の看板に頼ってる
・現状維持で無思考
・チャレンジしてない
・視野が狭い
全てに自分が当てはまっているとは思っていませんが、仕事のスピードや責任感みたいなところが、ちょっとダレてきてるなと。
亀山は別に大企業で働いていたわけではありませんが、新卒で入った会社は、歴史のある会社でしたし、売上規模400億円以上で比較的安定していました。
ゴリゴリにシゴかれることもなく、売上目標が未達でも責められることもありませんでした。
もしかしたらこの時代に大企業病を患ってしまったのかもしれません。
環境のせいにするのはダサいことですが、新潟は全国でもトップクラスに老舗企業が多い地域です。
北前船の寄港地だったことで、古くから産業が発展したことが背景にはあるようです。
何が言いたいかと言うと、亀山と同じように、勤めている会社自体は大企業じゃないけれど、歴史があって業績が安定しているから、大企業病を発症してしまっている人って実は多いんじゃないかということ。
実際に、創業100年の企業で働く友達と一緒に仕事をする機会がちょっと前にあったのですが、レスポンスの遅さがやばかったw
きっと大企業病って、だれでも発症してしまうリスクはあって、気付いたらなっちゃてるものなんだと思います。
で、一度意識して完治したつもりになっても、また気付いたら再発していることも多い。
自分自身の考え方や行動を振り返ってみても、そんなように感じてます。
「大企業病だよ」と言われて
「亀山くんの会社は大企業病だよ」
そんな風に言われたことがあります。
食品原料の問屋で営業をやっている時代です。
当時の仕事は、一部上場の食品原料メーカーから小麦粉とか砂糖を仕入れて、新潟のパン屋さんやお菓子屋さんに卸すというものでした。
で、亀山が新入社員時代に、仕入先である上場企業の担当者から言われたのが「亀山くんの会社は大企業病だよ」という刺激的なコメント。
当時から年上のおじさまに気に入られるという特殊能力をもっていたので、「亀山くん、ちょっと古町に飲み行こ!」と良く誘っていただけていました。
一回り以上先輩の上場企業社員とサシ飲みです。
そのサシ飲みでは、業界のことや仕事のこと、ゴルフのことなどいろいろな話を聴かせていただきました。
その中でも一番印象に残っているのが、「大企業病」というフレーズ。
大学を卒業して間もなかった亀山くんにとっては、かなりスパイシーでした。
その日から、「大企業病」というものをいつも意識するようになったんです。
定期的に診断を
きっと大企業病ってだれでも発症してしまうもので、再発もしやすい病だと思うんです。
少なくとも亀山は再発を繰り返してます。お恥ずかしながら。
だからこそ、定期的に自分の言動を見直す習慣が必要なんじゃないかと感じてます。
「最近のおれは大丈夫か?」と自分を診断するイメージですね。
例えば、毎月月末に仕事への取り組み方を振り返る時間を設けたりするだけで、結構変わるんじゃないかと。
「このプロジェクトの進捗ちょっと遅くなってるな〜」とか「このデザインの納品時間かけちゃってるなー」とかっていう振り返りができれば、「もしかしたら、大企業病が発症してるかも!気を引き締めないと!」って切り替えれるんじゃないかな。
最近になって、そんな感じで定期検診を自分でやろうと考えています。
どれだけ本気を出せるか
最近、大企業病にかかってるかもって気づくきっかけになったのは、クライアントさんのおかげでした。
亀山からすると、仕事のお客さんです。
その人は自分の仕事に命をかけてるっていう本気の人。
そんな本気の人を応援させてもらう身として、自分の仕事の仕方は甘いなーっと感じてしまいました。。
恥ずかしい限りです。
そもそも、新潟で頑張ってる本気の人に本気で寄り添うために独立したはずなのに、いつの間にかサボってしまっていました。
恥ずかしい限りです。
改めて気を引き締めて仕事に臨もうと気合いをいれました。
まだまだ駆け出しのプロデューサーですから、足りないことだらけ。
そんな自分が本気を出さないなんてマジで意味ない。ダサい。
よし、頑張ろう。