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何のためのイベントなのか考えてみる

新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。

Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。

今日は、イベント開催について。

コロナで数は減っているものの、商品のPRイベントや、地域の町おこしイベントなどは少しずつ再開され始めています。

亀山もイベント開催についてご相談をいただくことが多いのですが、イベント開催すること自体が目的になってしまっていると感じることがあります。

つまり、手段が目的になってしまっているケース。

こうなってしまうと、イベントが成功したのかどうかがわかりません。

だから、「何をするか」の前に「なぜやるか」を考えてみませんか?

イベントが増えてきている

ありがたいことに、イベント企画の依頼をいただくことが多くあります。

商店街を盛り上げたい、活用されていない施設の活用を促したい、商品の販売促進をしたい、などなど依頼内容は様々。

企業から自治体まで、本当に多くの人がイベントに可能性を感じているのだなと思っています。

もしかしたらあなたもイベントをやりたいと思っているかもしれませんね。

コロナでイベントは軒並み中止になっていますが、世間的にはどんなイベントがあるのでしょうか?

きっと一般的に「イベント」と呼ばれているものはこんな感じ。

・展示会(ファッションショー、モーターショーとか)
・スポーツ大会(マラソン大会、野球大会とか)
・音楽(コンサート、フェスとか)
・マーケット(フリマ、コミケとか)
・自治体のお祭り(まつり、花火大会とか)
・講演会(トークセッション、セミナー)
・販促(商品や企業のPR)
・式典(地鎮祭、竣工式とか)

これらは、あくまで亀山が思いついただけなので、他にももっとあると思いますし、複雑に絡み合っています。

「音楽フェス×フリマ」だってありえるし、「竣工式×花火大会」もありかもしれません。

何が言いたいかというと、イベントを開催する際には形に囚われ過ぎないほうが良いということ。

つまり、何をやるかよりも、なぜやるかが大切ということです。

なぜ展示会をするのか、なぜ音楽フェスなのか、Whyを深堀りしていくことがいちばん大切だと思います。

イベントの目的を忘れがちな私達

なぜイベントを開催するのかを深堀りしていく。

つまり、イベント開催の目的を明確にするということです。

「商品の認知度を上げたいからPRイベントをやりたい」

「地域のみんなの交流を促すために夏祭りをやりたい」

「子どもたちの成長のために野球大会をやりたい」

みたいな。

で、意外と私達ってこのイベントの目的を忘れがち。

例えば、イベントに使える補助金があるときって、その補助金がおりる条件に合わせてイベント企画したり、流行りのコンテンツがあればそのコンテンツを入れたイベントを企画したり。

要は、イベントを開催するすることが目的になってる状態。

これだと、そのイベントが良かったのか悪かったのかの基準が、売上とか来場者人数だけになってしまいます。

イベントを開催することが目的→いっぱい人が来た→成功

っていう結論にしちゃう。

ですが、仮にイベントの目的が商品の認知度アップであれば、ただ来場者数が多いだけではなく、SNSでどれだけ商品についての投稿がされたのか、イベントのあとに問い合わせ数が増えたか、イベントをやる前とやったあとで売上にどれだけ変化があったか、といった基準を設けることで、イベントが成功したのかどうかを判断することができます。

せっかくイベントを開催するのであれば、ここまでやらないとやっぱりもったいないと思うんです。

もちろん、亀山もいろいろと失敗を繰り返しながら今があります。すべてが上手くいっているわけではありません。

ただ、この「イベントの目的」は絶対的に明確にしておかないと、成果が測れないし、続いていかないと思うんです。

一回限りの自己満イベントであれば、そこまで考えなくてもいいと思いますが、ビジネスや地域のために開催するイベントであれば、やっぱり良い変化を起こさないといけないはず。

そのためにも、「何をやるのか」の前に「なぜやるのか」をはっきりさせて、成功したのかどうかをしっかりと測れる基準を持つべきだと思います。

イベントで何がどう変わるかが大切

「なぜイベントをやるのか」

それを考えると、種類は違えど何かしら課題があって、その課題をクリアするためにイベントをするんだと思うんです。

例えば、商品のPRイベントであれば、「モノは良いのに商品が売れていない」とか「新商品だから認知度が低い」とかっていう課題を解決するために開催するわけです。

ということは、

【課題がある→イベントを開催する→課題が解決される】

っていう流れを作らないといけない。

つまり、イベントを開催して何かしらの変化が起きないと成功とは言えないと思うんです。

繰り返しになりますが、自己満イベントではなくて、企業や地域の課題を解決するためのイベントです。

こう考えると、イベントって広告的な要素が強い。

テレビCMだったり、Instagram広告だったり、ポスティングみたいな。

これらも課題があって、それを解決するための手段です。

イベントも同じように考えてみると、やっぱり結果を求めたくなります。

課題を解決できたのか、どれくらいできたのか、何が足りないのか、次はどんな手を打つのかなどを考える必要があると思います。

イベントって準備も当日の運営もマジでめんどくさい。笑

それに儲からない。笑

つまり、時間もお金も労力もかけてわざわざやるんです。

だからこそ良い変化をどう起こすのか、とことん考えてみませんか?

まとめ

・イベントをやりたいという人が増えている
・イベントをやること自体が目的になってる事が多い
・イベントは課題解決のための手段だから、目的と成功の基準を明確にする

イベントって楽しいんです。

企画を考えるのも当日もワクワクしながら関わらせていただいてます。

ただ、「そもそも目的ってそうだったっけ?」っていうことが本当に多い。

「なぜイベントをやるのか」「どうなったらイベントは成功なのか」をいつも考えながら、打ち合わせに参加して、必要であれば指摘させていただきます。

お客さんがいっぱい来てくれるのは嬉しいし、間違いなく必要なことではあるんですが、それだけでOKではないこともあります。

ぜひあなたがイベント開催に関わることがあれば、ぜひ目的について考えてみてはいかがでしょうか?

わからないことがあればお気軽に亀山までご相談ください!

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ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴

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