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職人タイプなのか、経営者タイプなのか
新潟生まれ新潟育ち、ブランディングプロデューサーの亀山です。
Narashika(ナラシカ)という屋号でフリーランスとして活動しています。
今日は、「職人タイプと経営者タイプ」というテーマ。
ビジネスの現場では、個人それぞれが「職人タイプ」と「経営者タイプ」のどちらかに分けられると思っています。
で、両者がうまく噛み合った時に良い成果が出るとも思っています。
だから、自分や周りの人がどちらのタイプかを理解して接することが大切。
職人タイプor経営者タイプ
以前勉強のために登録していたメルマガで読んだことを最近になって思い出したので、改めて考えてみようと思います。
それは、「ビジネスをする個人は、職人タイプと経営者タイプに分かれる」っていう内容。
職人タイプは、一つのことに納得のいくまでコツコツ淡々と打ち込むタイプ。
逆に経営者タイプは、広い視野で複数の分野に展開していくタイプ。
予め言っておくと、これはどちらがいいとかじゃありません。それぞれに良さがあって、悪いところもあります。
あくまで性格として、自分や周りの人がどちらのタイプなのかが分かると、コミュニケーションが円滑になり、ビジネスがうまくいく。と、亀山が個人的に思ってるということです。
で、亀山がどちらかを考えると、経営者タイプだと思っています。
プロデューサーと名乗っているので、そりゃそうだろっていう話ですが、一つのことに打ち込むよりも、いろいろと手を出したくなっちゃう厄介者です。
そして、目の前の仕事が誰のために、何のために必要なのかを理解できないと動けないタイプ。
つまり、「世界一切れる刀をつくりたい」とか「自分の限界を見てみたい」という欲求から仕事をスタートさせるのではなくて、「この人のこういうシーンをより良くしたい!そのためには、この商品が必要だ!だからつくろう!」っていうイメージ。
そこに大義名分が無いとイマイチスイッチが入らないんですよね。
分かってくれます??笑
要は、自分なりに筋道を立てたいタイプなんです。
時代を変えてきた職人
で、亀山のような自分が納得する筋道を立てたいタイプって、正論を押し付けがち。
「だって、そもそも〜」っていった具合に。#反省の毎日
もちろん、ビジネスとして成り立たせるために筋道を立ててゴールを決めて、逆算しながら進めていくやり方って、必要な場面を多いハズ。
ですが一方で、「こうやったらどうなるか知りたくて試作してみた」っていう、筋道のない職人の欲求から生まれたものも多い。
例えば、1本のネジを小さくできないかなーと考えて挑戦してみたら、開発に成功して、自動車を製造するコストを大幅にカットできて、お客さんにお求めやし価格で販売することができるようになったとか。
今私達が当たり前のように食べているものも、職人タイプのご先祖様がつくってくれたものが多いと思うんです。
こんにゃくもそう。
こんにゃく芋には、シュウ酸カルシウムっていう毒が含まれています。
その毒を中和するために、水酸化カルシウムを混ぜてつくるんですが、この水酸化カルシウムも毒性があります。
つまり、「毒×毒=美味しいこんにゃく」を誰かが発見したということです。
これって職人タイプの探求によって生まれたんじゃないかなと。
無限にある選択肢の中から、「やってみた」っていうのってあんまり経営者タイプには無いと思うんです。
だから、新しいものを生み出したり、時代をつくったりする時に、職人タイプの存在があったケースは多いと考えています。
付き合い方を考えてみる
職人タイプがチャレンジした結果を活かす経営者タイプ。
もしくは、世の中をより良くしたいと考えた経営者タイプが、職人の力を借りて形にしていく。
そういう関係性が保てるとお互いに良さを発揮できて、ハッピーだと思うんです。
だから、最近気をつけているのが、「自分の正論を押し付けない」ということ。
特に、職人タイプだと感じた相手には。
いくら筋道がきれいでも、世の中のためになるとしても、「分かるけど、ワクワクしない」っていう正論を振りかざしている以上は、うまくやれないなと。
自分がサラリーマンだった時のことを思い返すと、同じ部署でも職人タイプの人と経営者タイプの人がいたなーと感じます。
自分が言ったことが相手に響かなかったり、相手の言っていることを自分が理解できなかったりしたことの理由はもしかしたら、タイプが違うことに気づかずにお互いの正義を振りかざしていたんじゃないかと。
これってすごいもったいなかったと感じていますし、今になって理解できるようになったことは自分にとってプラスだとも思います。
だから、これからはご一緒させていただく方のタイプを考えながらコミュニケーションを取って、お互いがハッピーになれるようなビジネスを展開できたらなと思っております!
がんばるぜぃ!
まとめ
・ビジネスをする個人は「職人タイプ」と「経営者タイプ」に分かれる
・「職人タイプ」は一つのことに打ち込める人
・「経営者タイプ」は複数のことを展開する人
・ビジネスを成功させるには両者のいいところをかけわせる
・そのためには相手がどちらのタイプかを考えてみる
個人的には人をタイプ分けするのは正直好きではありません。
A型だから几帳面っていう感じがして。
しかし、社会人としてビジネスを経験してきて、職人タイプと経営者タイプの2つはおおよそ当てはまると感じてます。
ビジネスは一人では完結しないので、これからもお互いがリスペクトし会える関係をつくるためにも、ちょっと意識していこうと思っています。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは!
ブランディングプロデューサー
Narashika
亀山友貴