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視覚障碍者だからコミュニケーションが得意ということはありますか?

結論からいうと、ノーです。

視覚障碍者だからコミュニケーションが得意なのでは?
そう感じる方は多いようです。

感覚的に理解はできますが、そこに科学的根拠はありません。

〇〇障害だから、〇〇が得意と関連づけてしまうことは仕方ないことでもありますが、
それは要するに、
女性だから料理が上手
とか、
男性だから力もち
とか、そういったことと同レベルなのです。

女性の中には、お料理が上手な人もいますが、必ずしもそうではありませんよね。
ただ、女性という環境的な役割によって、男性より女性のほうが料理をする機会が多く、結果的にその女性は料理がうまくなっただけなのです。

確かに、私も視覚障碍者として生き抜くために、言葉によるコミュニケ0しょんを見焼いてきました。だから、結果的に比較的コミュニケーションは得意なほうです。しかし、視覚障碍者がこれに全員あてはまるのでは?というのは無理がある話なのです。

視覚障害があるとかないとか、
女性とか男性とか、
年齢とか人種とか、そういうことではないところで
個人がきちんと評価される時代になっていくことを願っています。

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