かぼちゃのケーキを作ってゆず湯の準備をした日|二十四節気[冬至]
こんにちは!nappiです。
今年の12月22日は何の日でしょう?そう、タイトルにもあるように[冬至]と呼ばれる日です。
やってくる冬至の日に向けて支度をした日のおはなしと、そもそも冬至って?というおはなしをします。
二十四節気[冬至]について
まず、二十四節気について。
二十四節気とは、1年間を24分割したもののことで、春から順に、[立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒]と続きます。古代中国で、季節の移ろいを表す指標として農業で重宝された暦で、日本では旧暦として用いていました。
余談ですが、二十四節気をさらに3等分したものを七十二候といいます。花鳥風月によって細かに季節の移ろいが表現されており、自然が動いている様子をより感じられるかと思います。
さて、二十四節気の第22節目である『冬至』は、一年で1番昼の長さか短く、夜の長さが長い日です(太陽の地軸が傾いていることによる現象)。
むかーしから太陽は「生きる力」と考えられており、冬至は極めて力が弱い日となります。しかし、翌日からは日の長さが長くなっていくことから、再び力が甦り運が向いてくる「一陽来復」の日でもあるのです。とても運気の良い日!
今年の冬至の過ごし方
「ん」のつくものを食べよう
「ん」がつく食べ物は運を呼びこむことができると言われていました。運気の良い日に「ん=運」をたくさん身体に取り込みましょう!ちなみに冬至の七草にはすべて「ん」が入っているのです。
✳︎冬至の七草
①南瓜(なんきん(かぼちゃ))
②蓮根(れんこん)
③人参(にんじん)
④銀杏(ぎんなん)
⑤金柑(きんかん)
⑥寒天(かんてん)
⑦饂飩(うんどん(うどん))
冬至粥を食べよう
冬至粥は、一般的に小豆粥のことを指します。小豆の赤い色は、邪気を払い運を呼び込むという意味が込められています。「ん」のつく食べ物といっしょにコトコト煮込んでお粥にしてもきっと美味しいでしょう。
カボチャを食べよう
冬至の七草のひとつでもある「カボチャ」にはβ-カロテンをはじめとする、健康のために働くたくさんの栄養素が含まれており風邪の予防にもぴったり。
冬に収穫できる緑黄色野菜は少なく、保存の効くカボチャは昔から冬の大切な栄養補給源であったことも冬至に食べる理由のひとつであると言われています。
ゆず湯に入ろう
ここまでは食べ物のお話でした。最後はお風呂に入ってゆっくり温まりましょう!
「ゆず=融通が効く」「冬至=湯治」の語呂合わせから冬至にはゆず湯にはいるとも言われていますが、ここでも「一陽来復」の考えが。運を呼び込む前に、禊として身を清める風習が由来となっているそうです。冬が旬のゆずは香りがとても高く、邪気を払うという俗信からゆず湯に入るようになったと言われています。また、ゆずの木が寿命が長いことにあやかり、長寿や無病息災を願ったことも由来とも言われています。つまり、ゆず湯は無病息災・邪気払いの湯であるのです。ちなみに、柑橘の香りは心を落ち着かせるリラックス効果が期待できますよ。
カボチャをケーキにしてみた
今年はカボチャをパウンドケーキにしてみました!(よく拝見するはるあんさんのレシピを参考にアレンジしました。)
170℃のオーブンで40分焼けば完成。簡単なのよ。
かぼちゃがほんのり甘くて美味しい!バターの香りが幸せを運んでくれる、、チョコレートが贅沢に入っているので、コーヒーか濃いめのミルクティーを淹れて、年末の大掃除の休憩に、是非。
1年間お疲れさまでした!
運気をできるだけ高められるようにゆっくりと過ごして、良い一年が締めくくれますように!1年間よく頑張りました。お疲れさまです!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?