32年振りの試練…
ようやく手に入れたPlanar 50mm/f1.4を、α7R2に装着し、通勤帰りに日本橋から東京駅までの道のりを試し撮りしました。
このレンズの魅力を存分に味わうための初めての撮影にワクワクしますが、カメラの設定ミスも重なり、結果は思わぬブレの連続。
絞り開放時の浅いピントには驚かされました。
ファインダーではピントが合っていると感じたものの、帰宅して画像を確認すると、果たして本当に合っていたのかどうか…
お恥ずかしいことに、ピントを合わせた場所を覚えていないと、その浅いピント幅では真偽が分からないのです。
昼間の明るい光の中で撮影すればよかったと反省しつつ、モノクロでも試しに撮影してみました。
すると、思いのほか素晴らしい仕上がりに。
モノクロでの描写は、まるでフィルム時代を思い出させるような深みがあり、心に響くものがありました。
このカメラでは普段モノクロ撮影はあまりしないのですが、Planarの力を借りて新たな発見ができた気がします。
この日、改めて感じたのは、Planar 50mm/f1.4が持つ素晴らしさです。
撮影には多くの学びや挑戦が伴いますが、それこそが写真の楽しさでもあります。
次回はもっと理想的な環境でこのレンズの真髄を引き出せるよう挑戦してみたいと思います。新たなレンズとの出会いは、私の写真ライフに新しい風を吹き込んでくれました。