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『こども食堂って?』

『こども食堂って?』
おとな食堂は、どこにあるんだろう?
こども食堂のワードを聞いて、そんな風に感じた僕がいた。

こども食堂。
僕の地元・高知県須崎市にたくさんあった。
15年前くらいの話。
いや、今もずっとあるはずだ。

昨年12月の須崎駅リニューアルの際に、えらく中高生が多くて、なにかと聞けば唐揚げなどの無料配布をしてくれている方がいるとのこと。
学生は腹が減る。お金はない。
うん。僕もそんなひとりだった。

そんな僕を救ってくれたのは、紛れもない須崎の皆さんだ。
歌をうたい、ギターを貸してくれ、長山のたこ焼きや、めっちゃ美味い刺身etc...

確かに僕は腹が満たされた。
と同時に、須崎の大人達はこんなに暖かい人たちばかりなのかと感動し、感謝した中学生の僕なのでした。
(今もずっとあの時の感謝は忘れていません。本当にありがとうございます。)

確かに、須崎には足りないものもあって、困ることだって多くて、そりゃあ県庁所在地並みに人口も、民間企業もあるわけではないけれど、熱いパッションを持った人が沢山いる。(と僕は感じている)

あの日の僕のような学生が、SOSを出せて、大人が手を伸ばしてくれる街。
それが『須崎市』だと、胸を張って言い続けたい。

今は、直接参加する余裕がないけれど、10年後になるか20年後になるかわからんけど、なんかしらやりたいね。須崎で。

寝起きの、猪野からお届けしました。

2022年3月6日(日)9時32分 晴れの高松市より。

また書きます。

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猪野直也 / InoNaoya
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