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加賀野菜 金時草

金時草は、葉の裏側が紫色のお野菜で、夏から秋ごろまで店頭に並ぶお野菜、金沢市の「加賀野菜」にも指定されているブランド野菜です。

金時草の特徴は、葉の表の部分は緑色ですが、葉の裏側が鮮やかな紫色になっていることす。
また、茹でることで独特のぬめりが出ることです。

母が金沢の人なので、幼い頃から加賀野菜には馴染んでいます。
この金時草は、我が家ではもっぱら、お浸しにして頂きます。

金時草の葉
お湯に浸します

葉の部分を切って茹でますが、沸騰したお湯につけて置くだけでしんなりします。
お湯を切って、お皿に盛り付け、酢みそまたは辛子味噌をつけて頂くのがベストだと思っております。

酢味噌と和える

おみちょの八百屋さんでこの金時草を求めると、必ずと言っていいほど、料理法は知ってるか?と聞かれます。
因みに「知らない」と言ったら、延々と料理法を教えてくれます。
「知ってるよ」というと、「美味しいよね〜」で終わってくれます。

という訳で、帰って料理して金時草のお浸しを美味しく頂きました。


最後に金時草の秘技を公開します。
金時草は、生命力が強く、茎を何本かコップの水につけておくと、1週間ほどで根が出てきます。
根が出た茎を植木鉢に植え替え、美味しくなあれのおまじないで、葉っぱがふさふさになるほど成長してくれます。多年草なんですね。
ですから、何度でも頂くことができるんです。

発育中の金時草

金沢には美味しいものがたくさんありますね。
すり下ろしてお団子にして茹でれば美味しい加賀蓮根。
温かくても冷たくても美味しい茄子とそうめん。
色々と探してみるのも楽しいものです。
おみちょに足を運ばれた際には、加賀野菜にも目をむけてみると新しい発見があると思います。