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【予防運動日記】生活習慣の改善に姿勢改善を!筋骨格系の傷病も生活習慣病です

全国健康保険協会のサイトには生活習慣の改善10ヶ条が掲載されています。

その1【運動】 適度な運動を毎日続けよう
まずは今より10分多くからだを動かすことから始めましょう。10分歩くと約1000歩! 無理しない程度に、毎日続けることが大切です。

その2【たばこ】 今すぐ、禁煙を!
多くの有害物質を含むたばこは、がんをはじめ、健康にさまざまな悪影響をもたらします。 また煙の害は喫煙者のみならず、周囲にいる人にも及びます。

その3【食事(塩分)】 塩分は控えめに
塩分は、1日男性7.5g未満、女性6.5g未満の摂取が適量です。
高血圧や動脈硬化を予防するためにも、塩分控えめの食事を心がけましょう。
また、すでに高血圧が疑われる人は、1日6g未満にしましょう。

その4【食事(脂質)】 油っぽい食事は避ける
油を使った食事はなるべく控えましょう。
肉類は「下ゆで」や「湯通し」するなど、調理法にも工夫しましょう。

その5【食事(肉類よりも魚のすすめ) 主菜は“肉より魚”を心がける
魚に含まれる油には、コレステロール値を低下させる働きがあります。
毎日の食事に、魚料理を積極的にとりましょう。

その6【食事(野菜)】野菜をたっぷりとる
野菜に含まれる食物繊維には、コレステロール値を低下させる働きがあります。
なるべく1日に350g以上とりましょう。
季節の健康レシピに野菜料理も紹介しています。

その7【飲酒】お酒はほどほどに
お酒は中性脂肪を増やしやすいので、飲み過ぎには注意しましょう。
1週間に1日は休肝日をもちましょう。

その8【歯の健康】毎食後歯を磨こう
むし歯や歯周病は自覚症状がないまま進行します。
予防には、毎食後のていねいなブラッシングが効果的です。

その9【ストレス】自分に合った方法でストレス解消
ストレスは、健康のバランスを崩す原因にもなります。
自分に合ったリラックス方法を見つけて、早めに解消しましょう。

その10【睡眠】規則正しい睡眠で十分な休養を
睡眠には、疲れた身体をリラックスさせ、疲労を回復させる効果があります。
夜ふかしを控え、規則正しい睡眠をとりましょう。

どれも素晴らしい内容ですね。
ですが、ひとつ足りない!

運動の前に姿勢です。
姿勢は動きの「構え」ですから、構えが崩れていれば当然運動も崩れます。
運動してるから問題ないのではなく、運動による障害も多々あります。
誤った動かし方は体を痛めます。

上記の10ヶ条は生活習慣の見直しをうたっています。
しかし、その中に姿勢がないということは、姿勢からくる筋骨格系の傷病は生活習慣だと認知していないということでしょう。
運動すればいいと。
運動は血圧や糖尿病の予防にいいという文脈であげられていると思います。

実際は、筋骨格系の傷病の原因が姿勢によるdisuse(廃用)であり、自分の骨格特性を無視した動き方によるmisuse(誤用)であるという事実を多くの方がご存じないということでしょう。

ほんとに悔しいですし、臨床をしっかり診ている専門家がどれくらい少ないか、、、。
対症療法ばかりで根本的な問題解決をしないのが医療という残念すぎる現状に憤りを感じます、、、が、しょうがないです、声を上げるしかありません。

筋骨格系の傷病も生活習慣病です。

  • 姿勢が悪いから筋肉が疲労して痛くなるのです。

  • 姿勢が悪いから筋力が低下するのです。

  • 姿勢が悪いから関節に負担が溜まってきてしまうのです。

  • 姿勢が悪いから体が硬くなるのです。

  • 姿勢が悪いから関節が壊れるのです。

この認知をとにかく広めるしかありません。
だから姿勢を改善する予防運動が必要なのです。

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Naoto
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