【マガジン】自分にしかできないことをしていると孤独になるという宿命

性格なのかもしれませんが、僕は一人っ子なので、基本的に自分で起承転結で行ってしまう癖があります。
誰かに頼めばいいのですが、結局自分で動いてしまう。
何か新しいサービスや社会課題に気付いたとして、それを解決するのが仕事なのですが、その仕事は新規性がある方がチャンスはあり、誰も気づかなかった、または誰もやらないところに価値があるという部分もあります。

逆に、誰もが知っていることや、誰もが欲しがるという仕事もあります。
食事や洋服など、衣食住に関するものは、新しさも必要ですが、冬には暖かい服が欲しいというのに新規性はいらないです。
お食事屋さんもたくさんありますが、特色はあれど、顧客の希望に沿う方が必要とされます。

奇抜なメニューよりも、ラーメン・餃子・焼肉・パン・パスタが無難といえば無難です。
飲食店ももちろん競争著しいですが、相当ひどい接客や味じゃなければ、やっていけるでしょう。
日高家の社長が、「目立った味よりも庶民の味の方が飽きない。長くご愛顧いただけるから普通でいいんですよね。」と言っていたのを思い出します。
正論ですね。

仕事というのは、そういう意味で、誰もが必要とするスタンダードなサービスか、奇抜で新規性があってチャンスも大きいけど苦戦するリスクもあるという大きく二つあるのかなと思います。
そして、自分で起業したり、フリーでやっている人は、結構オリジナルにこだわる人なのかなと。
人がやっているものは嫌だとか。
言われた仕事だけをやるのではなく、自分でやりたいという人かなと。

僕はそういう意味で、自分でやりたい人なのですが、そうすると必然的に孤独になるという事実に気づきました。
社長は孤独というのは常識ですが、頼り上手なリーダーや、チームプレーを特色とするリーダーもいますので、必須ではないでしょう。
個人のブランドを尖らせている人は、孤独になりやすいのだと思います。
尖っていくというのは、そういう宿命を受け入れる、またはそれを想定して自己マネージメントしないといけないのかもしれません。

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外ではあまり話すことのない僕のこだわりや仕事術、まとめ術などをここだけでお伝えしていきます。臨床20年、独立して10年の試行錯誤のリアルな経験談をお伝えします。

ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方…

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