ドライブ中の眠気を飛ばす方法;居眠り運転を減らす!
ドライブ中の眠気は本当に困りますね。バスやトラックの運転手の居眠り運転などは大事故に繋がり、時々ニュースで取り上げられることもあります。
また、居眠り運転は、職業的じゃない運転でももちろん起きます。他人事ではない、この運転中の眠気、何とかしたいですよね。
居眠り運転は、漫然運転の原因であり、脇見運転、運転操作不適などに並び、交通事故の主な原因になっています。詳細は内閣府の交通事故状況(H30)へ。
そこで、一般的な対処法を紹介しつつも、運動の専門家としての僕も実践する対処法を紹介します。
【なぜ眠くなるのか、、、】
車の運転は、ある特殊な姿勢と運動形態といえます。
・座って背もたれに寄りかかっている→リラックス姿勢
・動かしているのはアクセルブレーキの足、とハンドルを動かすの腕のみの軽運動→運動による覚醒を期待できない
・道路の状況や障害物への意識など高い集中力を必要とする→脳の疲労を起こす
上記をまとめると。
運転はとても軽い運動であって運動による覚醒は期待できず、体自体はもたれかかるようなリラックス姿勢でかつ脳に高い負荷がかかり疲労を起こす運動である。
座ってあまり動かずに何かに集中しているような状況です。学校の授業のようですね、、、。
集中力は概ね90分が限界といわれています。それを根拠に、学生の授業などは90分を上限として設定されているはずです。
そして、運転が90分で到着する時はいいですが、帰省や旅行では、3時間、5時間なんていうのもざらです。
この長時間で集中力をキープするというのは無理難題ですね。
そこに、前日の寝不足や、体調の不良などが加われば、脳がもっと早くに疲労することは想像に難くないです。
【一般的な対処法】
推奨されている一般的な眠気防止法は以下のようなものです。それに対するデメリットを列挙します。
・ カフェインを取る →事前に用意する必要がある。
(カフェインが苦手な人にはリスクもある)
・ 小休憩、仮眠を取る →止まらないとできない
・ ストレッチをする →止まらないとできない
・ 同乗者と話す →相手が以外ないとできない
・ ガムなどを咀嚼する →短時間の効果しかない
・ 音楽を聴く →騒音レベルでも慣れがある
根本的な対応は、パーキングやSAで休憩、仮眠が一番だと思います。
ただ、休憩できない時、どうすればいいかが実は一番大切なんです。
つまり、パーキングなどまで持たせる方法が必要です。
【パーキングまで持たせる方法】
さぁでは休憩所に着くまでどうやって眠気をなくさせるか、考えてみましょう。
眠いという状態は、交感神経か副交感神経かどっちが優位でしょうか、、、?
副交感神経ですね。食後眠いのは血糖値も影響しますが、眠くなるのは副交感神経の作用です。
また脳が疲労すれば、集中力の低下から「飽きる」という状態を経て徐々に眠くなります。
では、眠気を吹っ飛ばす具体的な方策のご紹介です。
①換気(二酸化炭素を排出)する
実は酸欠がかなり疲労に影響を与えているということが分かっています。@DIMEの記事へ。
ですから寒気というのがおすすめです。高速ドライブでは窓を開けるのは難しいこともありますので、エアコンを換気モードにして対応しましょう。
②大声で歌う
これは感情が入るような、自分の十八番を歌うことをお勧めします。感情というのは眠気を一掃します。
演歌でもいいし、ロックでもいいし、JPOPでも自分が好きで歌いたくなる曲を要ししておくといいですね。
③骨盤を立て、背もたれから離れて座る
これは、動きの専門家としての視点です。背もたれに寄りかかった姿勢は休む姿勢ですね。ですから逆に交感神経を高ぶらせて戦闘態勢を取ればいいのです。
そのためには、座席によりかかるなどはやめて、浅く腰掛けて骨盤を起こし、頭の天辺を真っ直ぐ引き上げます。
背筋をしっかりと収縮させて緊張姿勢をとります。これで交感神経はバッチリスイッチが入ります。
④恋愛ラジオを聴く
若い頃ドキドキして眠れなかったことってありますよね。恋愛はカフェインよりも強烈な脳内覚醒物質が出ているでしょう。
恋愛モノのドラマが人気があるのも、中毒性があり興奮するからですよね。今恋愛もののラジオ番組は少ないかもしれませんが、ドキドキするようなドラマ仕立ての番組ってそれだけでも眠気対策になると思います。
ちなみに僕は学生時代、小林克也のスネークマンショーにハマってました。自分の子たちには教育上聞かせれられませんが、、、。
【まとめ】
カフェインやストレッチなど一般的な対処法から、交感神経を活性化させる方法まで、色々な視点で眠気対策を紹介してきました。
交通事故は他人事ではなく、自分だっていつか加害者になるかもしれない身近な問題です。
少しでも、眠気に立ち向かえる知識となれば幸いです。
眠気防止のためのラジオドラマ作りたいなぁ。