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ジェフ・ベックにインタビューした時のこと

ジェフ・ベックにインタビューすることが出来て、会った時の印象は以前ここに投稿しました(2000年JAPAN TOUR時)。

時は2000年12月12日。ジェフがゲスト出演した時の同録テープが出て来たので、その時のエピソードを書きたいと思います。

当時の最新アルバムは『YOU HAD IT COMING』(2000/1/15release)。

出演する番組のDJはイギリス人。僕は彼に言いました。「せっかくジェフが来てくれるんだ。こんな機会は滅多にない。しかもイギリス人同士じゃないか。途中で日本語に訳さなくていいから。本場BBCを聴いてるみたいに、生粋のイギリス英語でバンバン会話してくれ。日本のロックやジェフ好きは、そういった演出にワクワクして聴いてくれるんじゃないか。もちろん、アルバムや明日のライヴの盛り上げはやらなきゃいけないけどね。自由にリラックスしてやろう」。

イギリスBBC目指して!

今聴き返してますが、自然に伸び伸びとジェフは喋ってます。ジョージ・ルーカスとか途中で言ってますが、何の話題だったか忘れました。あと、ケミカル・ブラザーズをこの頃気に入ってたようです。ニュー・アルバムから数曲かけ、「今日は来てくれて本当にありがとう。明日のライヴ、楽しみにしてます!」的なことを英語で言ってインタビューを締めました。

インタビューの同録テープ

もちろん、日本語でのジェフに関する様々なインフォメーションはゲスト出演前後でフォロー入れました。

翌日はDJやスタッフと共に福岡サンパレスに観に行きました。セットリストは入手出来ませんでしたが、12月11日の大阪公演はこうだったようです(世界中のセットリスト検索サイトより)。

福岡も大体こんな感じと思うけど、
『哀しみの恋人達』もやったような…

かなりの日本人リスナーは置いてけぼりだったかもしれません。でも洋楽アーティストが日本でインタビューやる時って、途中で日本語に訳してると流れが寸断されて盛り上がりに水を差したり、アーティストが退屈そうにしたりすることもあるんだよね。日本人DJ→通訳→洋楽アーティスト→通訳→日本人DJみたいに、テンポが悪くなっちゃう。今回はイギリス人DJなので、大胆に敢えて英語オンリーで通しました。

ジェフさんもゴキゲンな感じでスタジオを後にされたので、良かったのではないかと思っとります。


これ、凄く良いですよ
ヤードバーズ時代から全キャリアから選曲
『Live at Hollywood Bowl』


my note #230

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