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『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』ガガ様ファン必見

前作『ジョーカー』は衝撃的でしたし、何よりレディー・ガガ大好きなので早速観てきました。ネタバレしないように感想書きます。

映画『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』
主演 ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ
Dolby Cinema(ドルビーシネマ )

まず、映画公開前にレディー・ガガのアルバム『Harlequin』が先行リリースされました。

これは噂されてるガガのニュー・アルバムでもなく映画のサントラでもありません。全編ガガの歌なのですが、「companion album」という言い方をしています。映画を観たらその意味が分かりました。詳しく話すと内容に影響してしまうので避けますが、シンガーとしてのレディー・ガガが好きな方は乞うご期待です。かなり満足すると思います。つたり、音楽映画というかミュージカルの要素もあります。これは予想外でしたし、ガガ様ファンには『アリー スター誕生』のような楽しみ方も出来ます。

こうした音楽エンタメ要素を強めることで、前作との比較をまともにされるのを避けたい意図もあったのかもしれません。
映画のサントラもリリースされてます。

アーサー役のホアキン・フェニックスも結構歌います。最初は覚束ない感じですが、物語が進むにつれて、どんどん歌が上手くなるんです。一方ガガはわざとなのか?メロディを少し変えてます。この辺細かく計算されてる気がしました。ガガ本気出したら2人のバランス崩れるでしょうし。まあ、それでも十二分に上手いんですけどね、ガガ様。

なお、ミュージカルの要素を入れたことにも賛否両論あるようですが、使われる曲の歌詞に意味があるので、そこは重要だと思います。

ストーリーはかなり難解です。しかも、何度か観るうちに仕掛けや伏線回収を理解する、という類のものでもありません。???と思いながら進み終わります。相変わらず現実と妄想の境目も曖昧だし、正解はないと思います。

アメリカでは賛否両論だそう。でも面白かった!ドルビーシネマ で鑑賞したので、映像も音響も迫力満点です。なので、料金は上がりますが、Dolby CinemaかIMAXで鑑賞することをオススメします。

入場時にこんなカードも貰いました。

問題作ではあると思いますし、ネタバレ解説動画も沢山アップされるでしょうね。予備知識も先入観もなくフラットな心持ちで行っても、洋画ファンなら楽しめると思いますよ。


my note #171

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