「問題を抱える自分=悪」と考えるとうまくいかない
心からやりたいことがあって、高い自尊心や自己効力感があると、
人は自然に行動し、周りに協力を求め、問題をどんどん解決し、やりたいことを実現してしまうものです。
逆に言えば、なかなか実現できないことや、解決できない問題がある時は、
その実現や解決を心から望んでいないか、
望んでいたとしても、「自分には無理」「自分には相応しくない」と思っているのだと思います。
長年にわたって同じ問題を抱えている場合は、解決方法を探すよりも、自分のメンタルの傾向を見直してみるのも良いかもしれません。
どんなに素晴らしい解決策を見つけたとしても、
メンタル的な面で、何かしらの問題があると行動できなくなったり、行動し続けられなくなったりします。
そういう人は人に相談したり、誰かに協力をお願いすることも難しくなってしまうので、視野が広がらず、行動パターンが変わらず、悪循環を繰り返してしまいます。
問題を一人で抱えてしまうのは、その問題を抱えている自分に恥の感情を感じていたり、劣等感を感じていたり、
過去にあなたの問題を非難する人がいたために、また非難されることを恐れているのかもしれません。
でも、問題を抱える自体ことは悪いことではありません。
少しでも解決の方向に進もうとしているなら、素晴らしいと思います。
むしろ、非難してくる人たちのほうが「考え方の幅が狭い」というのは、よくあることです。
自分を悪く思うほど行動できなくなり、相談できなくなりますから、問題を抱えている自分を悪く思わないようにしましょうね。