まて。愛の告白は負のスパイラルだ。
はい。こんにちはブランディングプランナー磯野です。
突然ですが、みなさんは、好きな人へ告ったことあります?
私は今まで学生の頃、一度だけありますが瞬殺で振られました。。割と仲良い知り合いだったんですが、まさかの、無言で逃げられまして(笑)。。たのむ。嘘でもいい。。断るという、レスポンスだけでも欲しかった。。前日から不安で眠れなかった渾身の告白を「あれ?空耳かな?」みたいにスルーしてほしくなかった。。
そんな苦い経験の私ですが、恋愛においての告白をパーソナルブランディングについて考えてみました。。
悲しいけど、やってることは悪徳セールスと同じ。
こんな経験はないでしょうか? 必要ない押し売りのセールストークや宗教の勧誘を聞きながら頭では「たのむ。電話よ鳴ってくれ!!」とスマホに対してエスパーでも無いのに渾身の念を送り続ける。。
仕事中、営業電話がなかなか終わらず、ついには作業しながら「はい。はい。」とただ壊れたSiriのように応答している時。
上司からのヘルプや残業の呼びかけに、急に全員がネットサーフィンや無駄話をやめ、忙しそうに装う。など・・
これら全ては自分達に要求だけを突きつけられ、それをやんわりと相手を傷つけず、断るためにどうすればよいかと考えたり、もしくはこの時間が過ぎ去るのをひたすら待っている状態です。
そう。もはや告られている相手の心境はそんな感じ。。それは私の失敗談から例えると、知り合いに急に呼び出されたあげく、高級羽毛布団を売りつけられたり。聞いたこともない宗教の勧誘が始まったら、それは無言で逃げるって選択もわからなくはないですね。。
そう。本当に怖いのは成功した後だった。
もちろん、成功例もある。ホスト並みのイケメンや女優なみのルックスで相手に絶対に断られないと分かった上での告白や、誠実に相手を思いやるような感動する告白など・・そうでなかったとしてもタイミングや運でうまく行くケースもあります。
では。。うまくいけば幸せな未来が待っている。。と言うのは幻想で。この時点でお互いの立場が決まってしまっています。。これをビジネスで例えると営業とクライアントとの立場に近く、「仕事を頂いている側」「仕事を出してあげてる側」という不利な立場になってしまいます。。
キャパ的に無理な注文、納期を縮められても何も言えない。。丸投げの要求。。これらが付き合った後に相手から毎日起こると思うとノイローゼになりそうです。。
どんな時でも自分の欲望を単に求めた時点で負のスパイラルに陥る。。どんな完全な勝ち戦であってもこちらから要求を伝えず、相手からの要求を受けるというこちらに有利な形を作る。。
なんと。。パーソナルブランディングの考えはローランドだった。
とはいえ、好きな気持ちは抑えられない。。付き合いたい気持ちを伝えたい。確かにおっしゃるとおりです。。
そんな時に有効な考え方はパーソナルブランディングでいう「まずは自身の魅力を表現していく」ということ。。
ブランディングの理論で紐解いていくと。
マインドアイデンティティー(思いや考え方)
周りの人に対してどんな人間だと思われたいか?人に対してどう接してあげたいのか?どんな考えを持っているのか?
ビヘイビアアイデンティティー(振る舞い、行動)
周りの人にどんな行動を示したいか?何を提供できるのか?人に何を語るのか?
ビジュアルアイデンティティー(視覚的な表現やイメージ)
視覚的にどう見られたいのか?ファッション、ヘアースタイル、インテリアなど。
どんな人間でありたいのか?を元に行動と発言、ビジュアルを作り上げる。。そうすれば「魅力」を醸成し、自分らしい強みを作り上げることができます。そして告白するより、相手には決して求めず、与え続ける。。
「女性は落とすんじゃなく、おまえが上がれ。」なんてローランドだから言えると思われがちなワードもパーソナルブランディングに基づいた的確な理論だったわけですね。。
仕事でも私生活のパートナーであっても、お互いの立場が平等あると言うのはマッチングで大切な条件です、お互いに助け合い、良い環境を作るのに不利なんですよね。。まずはパーソナルブランディングで「求められる人間」になることが大切。私自身も「魅力的な人間」を目指していきたいですね。
ココナラでブランディングプランニングを元にしたロゴマーク制作を行なっております。
ブランディングを元にデザイン業務をやらせていただいています。
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