人は無意識のうちに、自分の自由を差し出して、 管理される道に進む
だいたい、なぜ人は手段と目的を取り違えるのか?
それは実は、その方がラクだからなのだ。
実は自由でいるということは厳しい。
そして難しい。
管理されている方が、圧倒的にラクなのだ。
だから人は無意識のうちに、自分の自由を差し出して、
管理される道に進もうとする。
知的資本論「増田宗昭の独白」より
この言葉には共感するし、納得する。では逆に、厳しく難しい自由を求める人はなぜそんなことをするのだろうか。
ビジネスの世界では、事業ステージによって不確実性に対する「管理」の度合いが変わってくる。
右側の世界は、昨年より今年の方が5%よくなって欲しいという世界。昨日と同じ明日が来ることを望む人々が暮らしている。
左側の世界は、死ぬか生きるか多産多死な混沌の世界。強いものが望むだけ変えられる世界を目指す人々が暮らしている。
考え方の問題なのだろうか。
悩み揺らぎながらたどり着くのだろうか。
自分は、生まれつきの性質なんじゃないかと思っている。