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老いるショック!今日1つ老いる

「老いるショック」がやってきた

ここで言うオイルショックは正しくは「老いるショック」と書き、みうらじゅんさんの提唱で、日々老いていく自分のその個所に指差し確認、大きな声で「おーいるしょっく!」と声を上げて行こう、という運動だ。

僕はこの言葉が好きだ。
TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」でゲスト登場した際に紹介していた「老いるショック」だが

今では安住アナもパートナーの中澤さんも一般的に利用していると思う。

通販生活®より。みうらじゅんさん

ところで、僕はメガネが好きで、「メガネは顔の一部です」と思っていて、年が明けると毎年一本メガネを作っている。

作っているというと、「え?素材から?」と勘違いする人も中にはいるのだが、フレームを選び、左右の目に合わせて度を調整し、乱視のある僕はレンズの向きも調整される。完全オーダーメイドのメガネは、他の人が掛けても使い物にならないわけで、「フルオーダーしたもの」としてメガネは「作る」と言う表現が正しいように思う。

20歳ころから始めて、かれこれ20本近くのメガネが我が家にあるが、最近なんと視力が落ちてきたように感じる。

いわゆる老眼が少し始まってきているようなのだ。

手元でかき込んでいる米粒の境界があいまいになってきたのだ。

おーいるしょっく!

何をかき込んでるのか曖昧という悲しさ

さらに、右目の乱視も悪化したように思われる。これは大きなピンチだ。

なぜなら目が悪くなるということはレンズの一斉交換のおそれを孕んでいるからだ。とてつもないコスト。

レンズは左右で13,000円ぐらいする。×20本のメガネ。

考えたくもない出費。メガネはお気に入りもあれば、そうでもないものもあって、お気に入りだけレンズ交換をしてしまったら、非お気に入りはますます使用されなくなるだろう。

ある日突然、視界が良好になって、今のメガネで明快に見えるようにチューニングされないだろうか。されないだろうな。

問題を棚上げしながら、今日もまた新宿駅、電車の行き先掲示板に目を細めている。おーいるしょっく!

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