#夏の読書感想文
あの頃の僕たちを旅する #あえていまセカチュー
「世界の中心で愛を叫ぶ」という物語を今読むということは、僕にとってはまだティーンだった頃の自分と彼女を俯瞰する旅だった。
セカチューという愛称で当時ちょっとした社会現象になった本作を初めて読んだのは、たしか中学1年だったと思う。
当時、現在のパートナーであり幼馴染である彼女との関係を、身体の性別が同じというだけでまるで滅びゆく種であるかのように考え───ふたりの未来を悲観していたし、目の前のこと
【会期終了!】大人の夏の読書感想文企画 #あえていまセカチュー
この夏、あの名作で読書感想文を書いてみませんか?
ノスタルジーと甘くて苦い心のざわめき。
30代、気づけば市民権を得ていた「エモい」という言葉に何とも言えない魅力を感じる大人になってしまった。
もしかしたら制服姿で自転車や原付を飛ばしていたあの頃に感じていたあの気持ちは、今思えば「エモい」だったのかもしれない。
そんな風に青春時代を振り返った時に立ち上がったのが今回の企画です。
『#あえてい