室内楽を集中的に聴く。 - ベートーヴェン、ラヴェル、ドビュッシー、バッハ - ”現実”から逃れられる気がする…
自動車の中で聴く音楽は、オーケストラ曲は向かないと思う。
ダイナミクスのレンジが広く、弱音が全く聞こえなくなるから。
それに職場でイヤホンで仕事中聴くのにも、室内楽の方が向いている。
というわけで、今週は”室内楽ウィーク”となった。
さて、きのう聴いた曲をあげる。
朝、ベートーヴェンの"弦楽三重奏のためのセレナーデ ニ長調作品8"(ムター、ロストロポーヴィチほか)。
昼、ラヴェルのピアノ三重奏曲(ルーヴィエ、カントロウ、ミュラー)と、ドビュッシーの弦楽四重奏曲(コダーイ弦楽四重奏団)、ラヴェルの”序奏とアレグロ”(コダーイ弦楽四重奏団ほか)。
夕方、朝と同じ曲。
夜、アマゾンで頼んで到着した、バッハの”ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ”1 - 4番(グールドとラレード)と”ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ”2番(グールドとロース)を聴く。
きのうもたくさん聴いた。
”現実”から、音楽を聴いている間は逃れられる気がするのだ。
不快な現実と”激突”することも、ときには必要だろうが、できるだけそれは避けたい。
最小の労力とストレスで、生きるために稼ぎ、本来好きな音楽鑑賞とか読書、ドライブ、家族との時間を楽しみたい。
仕事は、どうしても”好き”になれない。
鴎外の小説”あそび”にあったように、単調さを破る効能はあるのだろうが。
毎日”好きなこと”ばかり続けるばかりでも、”飽きる”だろうから…
こういうことは、職場では絶対に言えないし、悟られてはいけない。
でも、もうバレてるかな…