小中高校の”完全冷房化”が緊急の課題 - 財源はアベノマスクの466億円と政党助成金の廃止で

アベノマスクに466億円だったか使うのやめて、小中高校に”完全に”冷房を入れてほしい。
今年は夏休み最小限にして、授業しなきゃいけないという話だとすれば。

職員室(←冷房ない学校もあるんです、教室には冷房があっても…北国の一部)や特別教室も含めて、教育活動が行われる部屋は”完全に”冷房を設置する。

普通教室は冷房完備でも、選択授業で使う”特別教育”の中に、冷房がない部屋があるケースがある。
8月上旬や下旬の酷暑の時、選択授業の特別教室に冷房がない、という事態が今から想像できる。

職員室に冷房がない中、8月に仕事をしろと。労基法に違反しないのかな。
人権感覚が問われる。
子どもも大人も、勉強するには適切な環境がスタートではないだろうか。

この国は、昔からガンバリズムというか、妙な精神主義の伝統があり、1日に1時間や2時間なら、冷房なしでも我慢できるだろ、という意見がありそうなのも想像できる。

でも、ですね。
冷房なしの中”気温38度”とかで、マスクして、お盆前後の8月の10日なり、2週間なり、そんな環境で”授業確保”して、なんか意味ありますか。
本当に必要な技能・知識は習得できるのでしょうか。
拷問ですか。

いつも言いますけど、目的と手段が倒錯してます。
”授業時数の確保”が目的なんじゃない!!!

そもそも、熱中症で死人は出ませんか。
イヤな言い方だけど。
生徒だけじゃなく、教える大人も含めて。

こんなんだったら、いっそ悪名高い”教員免許更新講習”で、冷房に当たっていた方がよほどマシでしょう。
そういえば、この更新講習を修了しないと、”失職”してしまうのですが、”授業確保”と”教員免許更新講習”が必要な教員の勤務の整合性って、誰か考えているのかな???

免許更新しないと失職なら、こっち優先だよなあ…
教員が自習出して講習に参加すると、世間はきっと非難するだろうな。

しかも。

それでなくても大変なコロナの状況下なのに、また”外野”から9月入学にしろ、みたいな変な声が上がる。

愛知県の記事を見て驚いたけど、休校期間を繰り上げて、通常授業を前倒しで始めろと”お達し”が出たそうで。
しかも、急に。

今まで1年の状況を考えて組んだ計画が、みんな”オジャン”になってしまうでしょう。
お気の毒です。
計画を練り直し、しかもまた休校のリスクはゼロでなく、そのストレスたるや想像に余りある。

政治家に必要なのは、センスと想像力。
不用意な言動や根拠のない思いつきが、下々に多大なる被害、迷惑を生み出す。

政治家こそしっかり勉強していただきたいし、読書してほしい。学力つけなきゃいけないのは、子どもたちというより、むしろ政治家でしょ(情けないが、教養とか見識とかを望むのは酷…)
政治家がいま、子どもに偉そうなこと言えるのか。

稼業が”政治屋”の家に銀のスプーンをくわえて生まれ、裏口だか口利きだかで学校を出て(まともに勉学に励んだことってあるのか)、2世、3世議員になり、政党助成金から政治資金をもらい、ろくでもない使い方をしても失職せず(不倫のホテル代だと、怒)、肝心の仕事は成果なし。

昔の政治家は、悪いこともしたけど、仕事で成果も出した面もあったと思う。
切磋琢磨して、競い合い政策を磨きあうとか。
ちょっと過去を美化しすぎかな??
でも、今のこのでたらめさ加減よりはいくらかマシだったような…

話が広がってしまったけど、8月の酷暑でひどい環境が予想される小中高校に、完全に冷房を入れてあげるよう(職員室も特別教室も)お金をかけて今すぐ準備してほしい。

政府・自治体の要路の方々に、心よりお願いいたします。

”まだ間に合う”と思うので。

アベノマスクと政党助成金とか止めれば、すぐできるのではなかろうか。

高校生の署名の力で感染リスク下での授業が中止になったように、この件でもぜひ教育を受ける若者が発信して、世の中を少しでも良くしてもらいたい。

それから、現場で奮闘する教職員のみなさまにも、声を上げていただきたい。

このままでは”現場”が踏んだり蹴ったりのまま。
現場の声が、教育だけでなく、政策決定の過程にもっと反映される仕組み作りも急がれるのかもしれない。

以上、微力ながら教職員、子どもたちに援護射撃させていただきました。

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