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1+1>2 のパートナーシップ

こんにちは、ナカちゃんです。

今週は、寂しい話と、おめでたい話が同じ日にあり、いろいろと

考えさせられました。

 職場でも、母親を亡くされた方がいらしたり、

 子どもたちが家から出たけれど、新しい仕事で悩んで親に毎日連絡を

よこすと愚痴を言う同僚がいたりと、

 とにかく、家族のことについて考えさせられる一週間でした。


 私とオットくんも、結婚して20年になります。

2000年に結婚したので、何年目になるのかが、とてもわかりやすい。

 一人目の子どもも、来年は家から出ていく予定です。

  家族が、1人減り、二人減り、、、となっていったとき、

結果残るのは、夫婦なわけです。

 最終的には、誰しも一人になるのだけれど。

 赤の他人だった二人が、結婚して家族になり、そのまま2人で

人生を送る場合もあります。

 子どもを持つ人は、1人、2人と、家族の人数は足し算されていきます。

 1+1+1+......  というように、人間が増えていくと、何となくですが、

個人というよりも、集団として、家族に生きていく力があれば、

何とかなっていくような気がします。

 でも、−1−1−1..... というように、成員が欠けていくと、また 1+1に戻るわけで、

1+1に戻ったときに、果たして 1+1=2 として自分も相手も 

いられるだろうか?

 結婚したときは、「お互いに自立しようね。」なんて言って、

結婚するわけですが、時間が経つに連れ、

1+1が2 以下になってしまっていないかしら?と思うわけです。

 その不足分を補うのが、子どもたちだったり、他の家族だったり。

 でも、「補ってくれる人」は、自分の親であれば先に亡くなるだろうし、

子どもたちだって、成長して家を出ていきます。

 1+1+α の α がなくなってしまったとき、

 1=私  1=あなた が、それぞれに自立して生きていく力を持って

いるか? 1を1として、リスペクトできる存在であれるだろうか。


 頼るということは、自分の力が1以下になってしまうことであり、

そうなると、相手に、1以上のものを要求してしまう。

 お互いに、1以下であれば、1+1<2 になってしまうわけで、

それが気づかないまま進んでいってしまえば、夫婦の関係に歪みが生まれて

しまうのではないか。

 一時的に、どちらかが弱くなってしまった時には、1.2+0.8でも

いいと思うのです。

 一人ぼっちなら、0.8は0.8のままだし、そのまま0になって

しまっても、気づいてもらえないかもしれない。

 そんな悲しいことはない。

 でも、2人でいるということは、2人で足して2になればいい。

 それが、結婚、家族のメリットだと思うのです。

 一方で、「頼られる人」と「頼る人」の立場が固定してしまうことで、

二人の力関係が固定化されてしまったり、良くない方向へ向かってしまう

こともあります。

 いつでも、「頼られる人」であるために、自分の生きる能力を1以上に

保つことが、自分のためでもあり、相手のためでもあると思うのです。


 結婚して2人でスタートした家族が、また2人に戻ったとき、

どんな二人でありたいかを想像しておくことが大事なのかもしれないな、

と考えたりもして。

 二人になったからって、急に変えられるわけがないから、

 そんなに遠くない将来のことを考えて、1以上の人になっておきたいな。

 そう思うわけです。

 そして、二人でそこそこ幸せな 老夫婦になれたらいいな。

 この曲のように。



#星野源 #茶碗 #ばかのうた

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那珂(なか)
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