day367 はじまりとおわり。
今日で47歳になった。
元相方さんと誕生日デート。
遠野市にあるオシャレなお店で、美味しすぎるランチのフルコースをいただいた。
なんならこれまで食べれなかったホヤまで、食べることができたのだ！47歳にしてホヤ記念日。
遠野といえば、『稲荷穴』に行きたいとずっと前から思っていたにも関わらず、脚を運べずにいた。
そしたらお店のオーナーシェフさんが注いでくれたお水が、稲荷穴の水だという。これは、と思い、帰りに寄ることに。
湧水を汲めるものを持ち合わせておらず、今回は覗き見と、稲荷神社の参拝のみ。ここにはまた改めて来ようと誓う。
そもそも今日本来の目的地は、佐渡シエナのコンサートである。
誕生日に佐渡シエナなんて、贅沢すぎやしねーかと。アンコールの最後の曲なんて、手拍子しながら泣いてたくらいだ。
と、コンサートの余韻にも浸りつつ、今日は大切な目的がもうひとつあった。
それは、元相方さんとの間柄を、きちんと終わらせるということだ。
どうしても、いつも大切なことは目の前で声に出して伝えられない自分がいた。
だけども今日だけは、ちゃんと目の前で声にして伝えようと思っていた。
７年前、最初のわたしの誕生日。午前０時にLINEをくれたことが、今思い出してもすごく嬉しかったということ。
わたしにとって、誕生日にはまあるいケーキが必要だということ。
そして、わたしが永遠に超えられない存在が天国にいるということ。
だってさ、わたしの誕生日にケーキを用意してくれたことなんて結局一度たりともなくってさ。でも亡くなったお母さんの誕生日には毎年ケーキ食べてんのよ。
今日という一日が楽しかったこと。これまでも楽しかったこと。そのお礼を伝えた。
元相方さんがどう思っているかは一旦置いといて、まずはわたしがそれをできたことに拍手を送りたいのだ。
ちなみに彼は超絶涙目だった。
今の気持ちとしては『あなたをこれまで好きでいさせてくれてありがとう』といった具合だ。もしやり直す日が来るとするならば、彼が天国の呪縛から解かれたときだろう。
わたしはやっぱり、わたしを一番に見てくれる人がいい。
47歳は、きっとそれがテーマになるんだろうと思う。
今までありがとうございました。
また何処かで！