【インド映画】シネ・リーブル梅田で「ザ・フェイス」「ストリート・ダンサー」「Hanu Man」
アップリンク京都でIMW(インディアンムービーウィーク)がかかっている期間に重複して、大阪のシネ・リーブル梅田でもインド映画がかかっていた。大阪へ行くヤボ用ついでに表題の3作を観た。どれも初見で、パンフレットがないので、第1印象みたいな感想になってしまうが、備忘録として記しておきたい。
「ザ・フェイス」Yevadu テルグ語 2014年 166分
この映画は、入場特典にポストカードを1枚くれただけで、チラシもなくて、基本情報がわからなかった。
配給元のインドエイガさんのホームページ にも見あらたらず、「映画.com」さんのサイト から調べさせてもらった。
でも、公式X(旧Twitter) によると、チラシ自体は印刷されているようなので、劇場の設置が品切れになってしまったようだ。
3月14日に鑑賞した。最近テルグ語映画がよく映画館にかかる。やっぱり「RRR」人気の延長か? これもラーム・チャラン様の映画で、アッル・アルジュンも出ていて、脇役に何人か見た感じの役者さんがいるのだけど、名前がわからん。映画の前半と後半でちがう話をくっつけたようだと思ったが、最後につながっていた。なるほど〜
「ストリート・ダンサー」Street Dancer 3D ヒンディー語 2020年 142分
これは、アップリンク京都でもかかっていたけど、ちょうどシネ・リーブル梅田で「ザ・フェイス」に続けて2連チャンできる時間割になっていたので、こっちで鑑賞した。
素晴らしいダンスがいっぱいで、観るだけでも楽しいダンスバトル映画。
でも、その中にインドが抱える社会問題が押しつけがましくなく含まれている。
主役の2人のうち、ヒーローの方はインド系のグループで、ヒロインの方はパキスタン系のグループでライバル同志。舞台はロンドンで、2人とも海外で生まれ育った在外インド人だが、スポーツ観戦をしては、自国チームを応援して張り合っている。(クリケットの試合というのがインドらしい)
パキスタン系のヒロインの家はイスラム教で女性の禁忌がきびしく、家庭内では肌もあらわなストリートダンスは禁止になっている。
また、比較的裕福な在外インド人は「自分には関係ない」と気がつかなかった出稼ぎ不法移民の貧しさや社会問題をあぶり出している。
単なるエンターテイメント映画じゃないところが深い。
ダンスコンテストでは、「おいおい、そんなことしていいんかい?」と思うところがあるが、気にしないことにする。
「Hanu Man」【テルグ語版】 2023年 約170分ぐらい
3月4日、午前の複数のヤボ用がスイスイ終わってちょうど上映時間にはまったので、「ザ・フェイス」を優先して、あきらめていた「Hanu Man」【テルグ語版】をシネ・リーブル梅田に観にいった。
ただ、これは、困ったことに、チラシ無し・パンフ無し・英語字幕のみ・予備知識なしで、さらにチケット2800円で1週間限定上映というもので、「これで人が入るんかい!?」と思ったら、さすが大阪、平日でも10人ばかりいたよ。
で、英語字幕がほとんど読み取れない私は細かいところはわからなかったけど、ひと言で言うと、「アメリカナイズされた敵よりインドの神様、最強! 主人公よりも」
(以下、ネタバレ)
主人公は強そうにみえて、実は巻き込まれ型だな。
イントロは主人公かと思ったら、適役のさわりだったのだ。
はじめ、いっしょに住んでる母親?と思ったら、字幕にsisterとあったので「ああ、お姉さん」とわかったが、この女性が強くてかっこいい!
でもすぐ死んでしまうのでビックリ!
最後にハヌマン様がCGでドドーンと出てきたら、おいおい、続編あるって?!
帰ってからネットで復習しようとしたら、ほとんど情報がない。参考にこちらをどうぞ。
YouTubeの予告編 https://www.youtube.com/watch?v=Oqvly3MvlXA
配給元のインドエイガさんのX(旧Twitter) @indo_eiga
https://twitter.com/indo_eiga
英語版Wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/Hanu-Man
上映は、12時10分から15時9分で、めずらしくインターバルが10分あった。
そして、昼メシを食いっぱぐれ、珈琲とクッキーでしのいだ。
次回があるなら、ぜひ、日本語字幕とせめてチラシをお願いしたい。
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