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[2024.12.11] やりたいことリストよりやらないことリストが必要な人
気持ちと体調のジェットコースターに振り回されていた。いいことがあるとルンルンになって体が軽い。悲しいことや不安なことが起きると、頭の中で独り言ばかりになって疲れ果てて頭痛が始まりダウンする。毎日投稿すると宣言したnoteを3日前に途絶えさせてしまった。
題名までは書けたのに内容が考えられない。書きたいことはたくさんあるのに、頭が動かない。仕事を休む前のわたしだったら、頭が動かながろうが熱があろうが骨折しようがどうにかして投稿していた、それが良いおこないだと思っていたから。ただ今のわたしは違う。体調(体と心の両方、もしくはどちらか一方)に異変を感じると「今はやめておこう」とやめておく選択肢を選ぶようになった。
▶︎ 頭痛がするけどnoteを書く
▶︎ 頭痛がするからnoteは書かない
経験から人は変わる。自分の体調や心の異変を無視し続けて仕事を続けた結果、休職しなくてはいけなくなった。持続可能な働き方をしている人が周りにいなかった(お手本となる人がいなかった)のもあるけれど、とにかく若いのは動け働け社会に身を置いていたから感覚が麻痺ってしまっていたんだと思う。休職してはじめて「休み方」を知って、でも全然休めなくて最初は苦しかった。
最近、夕方のニュースで競馬で活躍していた競走馬が引退して、乗馬としてのセカンドキャリアを歩んでいく特集を観た。競走馬を柵のある広いところに放つとすぐに全力で走り始めてしまう。汗をかいて息が上がるまで走り続けることが埋め込まれている状態から(競走馬)、ゆっくり歩いて牧草を食べるように慣れさせる(乗馬)ために3ヶ月かかるらしい。本来の馬は穏やかな生活をするので、全速力で走ってしまう競走馬は本来の馬の姿ではない。このニュースを観て思った。仕事をしている時のわたしは本来のわたしの姿ではではなかったんだと。仮面を被る、麻痺をさせる、自分を無視する、相手に合わせるために口をつぐむ、意見を言い返さない。わたしはわたしでなかったんだ。
休むことすらできない状況にする仕事なんて、この世から無くなればいいって、心から思う。
休めるようになって「これはやめておこう」の選択肢が増えた。これは身につける武器が増えたのと一緒で、ストレスや理不尽から自分自身を守ることができるようになった。
やることリストをつくるよりも、やらないことリストを作って動く方が、わたしは楽しく楽に生きれる気がしている。
だからnoteの更新ができなくたって落ち込んだりしなくていい、「やらないことを決めれた自分」を褒めてあげようと思う。開き直りじゃん、って思われてもいまのわたしはそれでいい。