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テールスープのよろこび

なんにせよ時間を使ったものは奇妙な満足感がありますが…

テールスープは最たるもので
牛テールは一本、店頭で割ってもらい
まずはレモンの皮としょうがの皮でゆで、さっと表面の余計なものを取って
新鮮なものならこれでOK。

もしスーパーのものだったら丁寧に水洗い。

それからたっぷりのお湯で4~5時間はコトコトと。
一緒に入れるもの…、そうだな、さらに腎を栄養したいから
だし昆布。梅干しのたね。
気力を増やしたいからほししいたけ。
通す力も強くする、ねぎのあおいところ。

鍋の中が1/4くらいになるまで煮詰めたら

いったん濾して
ジッパーにいれ、冷凍庫へ。
これは、ちょっとした煮物に入れたり
いためものの下味に入れたりして
牛テールの力をちょくちょくもらうために使う。

のこった肉と骨をさらにたっぷりのお湯と塩で炊きだしたら
白くにごったスープがまた出来上がる

これは肉とともにわかめスープにしたり
おかゆのスープにして

骨の力をしっかりいただく

尻尾は脳天へつながる背中の経路のスタート地点
どんな栄養も上にぐぐぐぐぐとあげる力が。

脳が栄養されたり
各臓腑に栄養を届けたり
こどもにもおとなにもおいしく、うれしいエキス。

最高の仕事をしてくれるテールスープを作ったら
寒い寒い今夜は
ほねのなかまで滋養したい。

日差しは春だから
夜の寒ささえ乗り切ったら…、

足元を冷やさないようにお気を付けください。
では、

今日もおいしくいただきます(でしょう。)




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