どろんこして、アイス食べて、昼寝する[2024/7/31(水)〜8/6(火)]
2024/7/31(水) ずっと大好きだったんだよ
昨日の夜キャンプから帰ってきてから、必死で原稿に向かっている。
家族旅行に、ようちえんのキャンプ。遊び続きで全然腰を据えて仕事に取り組む時間がない。ああ夏休み。
娘をひとりで遊ばせながら、原稿を書く。
お昼ご飯はそうめんを茹でた。それだけではなんだから、と、ツナと茹でたオクラを和えたものをそうめんに乗せる。
食後、娘はスマホで音楽を流して聞いている。「ありがとうお母さん」という曲を聴くと、「〇〇ちゃん実はすごく前からお母さんのこと大好きだったんだ」「ママが子どもの頃からずっと大きくなったらママのお腹に入ろうと思ってたから。ずっと大好きだったんだよ」と娘が言う。ありがとう。
夫が娘をプールに連れて行ってくれることになって、14時前にふたりは出かけていった。
私は原稿に向き合う。いつまで経っても書くのが早くならない。頭をフル回転させて、唸っている。「つるにょうぼう」の鶴みたいな気持ちだ。自分の身を削って、血を流しながら書いている。読者には伝わらないだろうし、伝わらない方がいいんだけど。
たっぷり遊んだらしい娘と夫は17時に帰ってきた。すぐに夕飯をつくる。
いつもはお風呂になかなか入ろうとしない娘も「プールの薬がついてるから」とすぐに服を脱いで体を洗い「お父さん〇〇ちゃん今から湯船に入るよ」と言って、夫を驚かせた。
夕飯はタコライスを作る。娘が好きだし、簡単だからいつも作っている。
食後娘がプールから帰ってきたら食べたかったらしいアイスをその後に食べた。ハーゲンダッツを1つ3人で回し食べして、「もうひとついっちゃう?」という夫か私の提案に3人が合意して、娘が冷凍庫からもう一つとってきてくれた。
20時頃娘を寝かしつけて一緒に2時間ぐらい寝た。のそりと起き上がり、そこから朝までまた原稿。
2024/8/1(木) 寝不足でお出かけ
昨晩22時頃から原稿を書いている。明け方5時半頃、ものすごい眠気がやってきて、眠ることにする。7時半に起床。原稿の仕上げ。
今日は友達の子どもたちを預かる日だ。娘にご飯を出し、自分も食べる。かろうじてソテーしたソーセージと、パンとチーズを持って出かける。お弁当をつくる時間はなかった。
電車に乗って40分。子どもたちが遊べる博物館のような場所へ。
家を出るときはもう眠たくて無理かも、と思っていたけれど、子どもたちといると目が覚めてくる。予想以上に見どころのある施設で、あっちへこっちへ走り回る子どもたちと、たっぷり一日滞在した。
電車に乗って帰宅。
お風呂に入る。だんだん頭痛がひどくなってきた。
昨日のタコライスの残りに、ナスを入れて、チーズを乗せた。それをご飯に乗せて食べる。あとミニトマトと塩もみきゅうりと。
あとからお風呂に入った娘が、あがってきたものの、なかなか夕飯を食べようとしない。先に食べて、私はソファに横になる。しんどくて、起きていられない。寝不足だ。
娘が「ごはん食べる」というまで少しの間、眠っていた。ご飯をよそって、テーブルに出し、また寝る。
「歯磨きして」と言われてまた起き上がる。歯磨きをして、寝る準備が整ったららしい娘と布団へ。
頭が痛すぎて何もできない。お皿も洗えない。夫に「夕飯はフライパンにあります 頭痛すぎて片付けできなくてごめん」と句読点のないLINEだけ送って、寝る。
2024/8/2(金) おかわりください
朝起きると頭痛はすっかりなくなっていた。久しぶりに寝たいだけ眠れてすっきりする。
ご飯を食べた後、娘に今日何をしようか?と聞くと、「2人でパンケーキ屋さん行かない?それがヒュッゲでしょ」と言う。私がヒュッゲをテーマにした場所を取材してきて以来、ヒュッゲが合言葉だ。
パンケーキ屋さんもいいな、と思いながら仕事があって、リビングでパソコンを開く。
娘は「そうだ!お店の前でお店屋さんするのはどう!?」と目を輝かせる。
折り紙をつくって売るらしい。「お母さんは折り紙名人じゃないよね?」と聞かれて「折り紙名人じゃないよ」と答えると、本を見ながら自分で折り始めた。
たまにわからないところを聞きにきて、教えてやる。代わりに折り目をつけようとすると「自分でやりたいのに!」と怒る。引っ張りあって折りかけのチューリップが破れた。
風船を2回教えながらつくる。3回目自分で折れる!と言ってつくる。ふくらませるのがうまくいかなくて、穴が広がりすぎてしまった「こんなふにゃふにゃの売れない!」と言って泣きそうになる。
そんなこんなだったが、チューリップに風船、ちいさな扇子やリボンなどができあがった。おうちの前で売りたい、と言う。庭は人通りがないし、日陰がなくて暑い。
「これから盆踊りの練習に行くから、そこで売るのはどう」と提案してみると「そうする!」と折り紙をビニール袋にまとめ始めた。「かわいい袋に入れてあげよう」とプリンセスの絵柄が書かれたプレゼント用の袋なども準備している。
パンケーキ屋さんに行く時間はなかったから、せめてものカフェ気分をと、バゲットをフレンチトーストにする。娘は気に入ってもっと食べたがった。
児童館へ盆踊りの練習へ。お店屋さんをするつもりの娘は、部屋の片隅にレジャーシートをひいて、座る。小学生のお姉ちゃんが2人で遊んでいるだけで、同世代の子どもはおらず、買ってもらう相手がみつからないようだった。
私はすぐに盆踊りの練習に加わる。炭坑節、東京音頭、町で代々伝承されている盆踊り。単純な振り付けを繰り返しているうちに、だんだん体に染み込んでくる感じがする。
少し遅れて、ようちえんが一緒の友達が、子ども二人を引き連れてやってきた。娘もついに相手になる人が来たと嬉しそうである。友達がチューリップや風船などをたくさん買って(というかもらって)いってくれた。
そして子どもたちは盆踊りする大人の間を駆け抜けたり、ときに親にしがみついたりしながらいた。
2時間の練習を終えて、娘のバレエへ。今日も娘をスタジオへ置いて、近くのスーパーへ涼みにいった。
レッスン終わりにスタジオへ戻り、お迎えをして、帰る。昼もフレンチトーストだったし、バランスの取れた和食のようなものを食べたい、と思ったところで、近所のY食堂さんを思い出す。そうだ、今日は夫も夜外食だから夕飯を作り置きしておく必要もない。
「Y食堂行く?」と娘に聞くと「行きたい!」と喜ぶ。
家に車を置いて、すぐに歩いてY食堂へ向かった。今日の定食は肉団子。お味噌汁は「あつあつ」と「ひえひえ」が選べて、「ひえひえ」でお願いした。
肉団子を茹でたときに出たスープを、店のおばちゃんが「私だけで食べるのはもったいないから」とカウンターに並んで食べているお客さんたちに少しずつ分けてくれる。ラーメンのスープになりそうなぐらい、肉の旨味が染み出したスープだった。
娘がごはんの器を持って「もっと食べたい」と私に言う。「じゃあ自分でおばちゃんに言ってみよう」と答える。「やだ、お母さん言って」。食べたいのは自分だから、自分で言ってほしい。「じゃあ、すみません、は言ってあげるよ」と譲歩してみる。
「すみません」「おかわりください」。小声で練習する。「言ってみようか」「大きい声じゃ言えない...やっぱりもういい」。
「言ってみなよ」と何度も促したが、言いそうにないから今日は諦めた。
今日もお味噌汁とごはんを子ども分はおまけしてもらって、二人で大人一人分の料金。ありがたい。おかずは分けたけれど、それでもお腹いっぱい。満たされた気持ちで歩いて帰った。いつか「おかわりください」、言えるようになる日がくるかな。
2024/8/3(土) 輪になって踊る、夏の夜
朝起きて、溜まっていた日記を書いているうちに、8時を過ぎていた。今日は9時からバレエスタジオで工作のワークショップがある。
「起きて」と寝室に声を掛けにいこうとしたら、誰も寝ていなかった。1階に行くと、娘と夫がいる。「7時半ぐらいから起きてたよ」。私に声を掛けずに階下で遊んでいたらしい。
なんだなんだ、それならもっと早く朝ご飯を食べておけばよかった。
「9時からワークショップだから!」と伝えて、おにぎりを握る。車の中で食べてもらおう。
着替えをして、急いで出て、9時ちょっと過ぎに到着。ワークショップの始まりになんとか間に合った。
子どもたちだけで参加できそうなので、私は駐車場へ戻る。1時間半あるから家に戻ろうかと思ったが、そのまま車の中で日記の続きを書いていた。幸い屋根があるから、そこまで暑くならずに過ごせる。
迎えに行った娘はお菓子の箱やモールを使って作った、かわいい帽子を手にしていた。新聞紙で扇子も作っている。お姉ちゃんに作り方を教えてもらったらしい。「〇〇ちゃん貴婦人みたいだね!」と先生が声を掛けてくれる。
帰宅し、お昼ご飯。実家の母からもらった玄米麺を茹でる。
午後は部屋の掃除。夫のお母さんこと「ばあば」と甥っ子が遊びに来るからと、いらないものを一掃する。
普段いろんなところを見てみぬふりしているのに、掃除をしだしたら、あっちもこっちも気になる。掃除に取り掛かるときは、虫眼鏡を持って部屋を眺めているような気持ちになる。
途中で図書館に本を返しにいく。信号待ちで停まっていると、目の前にあるアパートのポストの前で信号待ちをしている若い男性が、ヘッドフォンから流れてきてるのだろう音楽にのっている。私の車の中のラジオから流れる曲ともシンクロしてそうで、してなさそうで、映画かCMのワンシーンのようだった。
夕方、ばあばと小学2年生の甥っ子がやってきた。一息つくと、すぐにはらっぱで開催している夜市へ。
写真を撮ってもらったり、キッチンカーでご飯を買ったりしながら過ごす。甥っ子は、かぶっていた帽子でとんぼを捕まえることに熱中していた。30分も1時間も、本当に日が暮れるまでとんぼを追いかけていた。
マルシェで歌う会で歌を歌っているうちに、暗くなってきた。毎月最後の曲はハッピーバースデーを歌う。私はちょうど明日がお誕生日の甥っ子のために、と思って歌った。
〆は盆踊り。来週の盆踊り本番に向けて、やぐらの周りに輪を作って踊った。昨日練習したばかりだからか、体がまだ踊りを覚えている。「炭坑節聞いたら踊りたくなるわ」と言っていたばあばも加わる。知ってる人も知らない人も、みんな輪になって踊る、夏の夜。
帰宅して順番にお風呂に入る。甥っ子に「ちゃんと言う事聞いてね」となにかと注意している娘は、2つ年下なのに、お姉さんのようだった。
2024/8/4(日) 豊かですなぁ、が溢れてる
6時半に甥っ子と娘を起こす。今日は町内会の地引網。地引網を体験したくて甥っ子ははるばるやってきたのだ。
みんなでトーストとヨーグルトを食べる。甥っ子が「ヨーグルトは食べない」と言う。食感がねちゃねちゃして嫌なのだとか。娘も、また私も、好き嫌いというものがないから、私は誰かに「食べられないものがある」ということに対して想像力が乏しいのかもしれない、と気付かされる。自分にないものはうっかり見落としがちだ。甥っ子のヨーグルトは、夫がぺろりと平らげた。
歩いて10分、海岸へ。生き物が大好きな甥っ子は、セミをみつけては立ち止まり、ハチを見つけては名前を教えてくれる。
到着して少しすると、地引網がスタートした。網から出ている綱を引っ張りながら歩き、一番後ろまで来たらまた前へ戻る。ひとりひとりの引っ張る力なんてそう強くないはずなのに、繰り返しているうちにどんどん沖へ網を引き上げることができているから不思議なものだ。
1回目は大漁だった。たくさんのシラスと、コノシロ、そしてサメ。シュモクザメというサメらしい。
息絶えた魚たちは、触らせてもらうことができる。生き物好きな甥っ子は喜んで、息絶えたサメに触り、観察し、ずっと愛でていた。子どもたちは魚を掴んで遊んでいる。
それにしても、一族もろとも捕らえられ、息絶えて、最後は子どものおもちゃになるなんて。こんな一生になるなんて想像してなかっただろうな、とふと魚の気持ちになったりする。
宝探し大会などのお楽しみも挟みながら、2度目の地引網。
今度は日差しもさっきより強く、暑い。娘は日陰に腰掛けて休憩している。夫に「〇〇ちゃん参加しないって?」と聞いてみる。「参加するどころか、早く帰りたいのに待ってやってるんだよ!って感じだったよ」と言われて笑う。同じく休みたそうな甥っ子は、このために来たんだから、となんとかばあばと一緒に綱を引いていた。
二度目はしらすだけを狙ったそうで、やっぱり今度もたくさんとれた。帰りには、コノシロとしらすをたくさん、もらって帰る。
11時頃に一旦家に戻り、帰宅するばあばと甥っ子を送りに駅へ。甥っ子に楽しんでもらえてよかった、と思いながら、駅前で買い物をして家に戻る。
必要なものだけ取って、すぐに友達の家へ向かう。家を新築した友達の家の集まりに参加させてもらう予定があった。
建築中何度かお邪魔した建物が、完成してすてきな家になっていた。テーブルを囲み、お茶やあんみつをいただく。
友達の家のTくんが「公園に行く」と外へ出かける準備を始めると、娘も行きたいと言う。追いかけるように支度をして、近所の公園へ。
ストライダーを乗り回すTくんを娘は走って追いかけタッチして、「今度はTくんが〇〇ちゃん追いかけてね」と言ったが、Tくんは我が道を走って行き、全然娘を追いかけようとはしていなかった。
娘は公園のブランコへ。「Tくーん、先にこっちにいるね!」と声を掛けている。カンカン照りの中ブランコを乗る子を眺めながら、私はベンチの木陰に座っていた。
ベンチのそばにある木をよく見ると、どんぐりが鈴なりに鳴っている。まだ青い。この公園では秋になると大量のどんぐりが落ちている。新しい遊具の設置に伴ってたくさんの木が伐採されたようだが、まだどんぐりの木があってホッとする。また今年の秋も拾いに来られるだろうか。
Tくんや友達一家と別れて家に帰る。まだ14時前だが、今日は朝早かったから、もう夕方ぐらいの気持ちだ。
帰宅すると、床にごろんと横になった夫は、文字通り、秒で寝た。娘もクーラーの前にクッションを持ってきて、寝る体制に入る。
私は夫の部屋でオブジェと化していた、エアロバイクを漕いでみることにした。部屋のサウナ効果もあいまって、15分漕いだ頃には汗がダラダラになった。30分漕ぎ、クーラーのある1階に移動する。とても涼しくて気持ちよい。
起きてきた夫と娘は買い物へ。その間に夕飯作りに取り掛かる。
今日もらったコノシロを、3枚おろしにする。やり方はわからないから、スマホで検索する。そういえば去年も地引網の後に検索していた気がする。
海岸で見かけた隣のお宅も、斜めの家のあの人も、今夜この町内の人たちはみんな魚をおろすのに奮闘しているのだろうか。
なんとか解体した魚の身をフードプロセッサーで細かくし、豆腐、しょうが、片栗粉と混ぜて、フライパンで焼く。お魚ハンバーグにした。
豆腐が多かったのだろうか、あんまり固まらなかったから、ひとつの大きなハンバーグ、ということにして、皿に乗せる。昨日はらっぱで買った米ナスのステーキ。きゅうり。それともちろん、生シラス丼。
知っている人の育てた野菜、自分たちが漁に参加した魚のごはん。夫も娘も「豊か!」と口にする。夫の口ぐせ「豊かですなぁ」が食卓に溢れてる。
2024/8/5(月) どろんこして、アイス食べて、昼寝する
朝部屋でパソコンに向かっていると、夫が「朝ご飯食べようか」と呼びにきた。「〇〇ちゃんは?」「もうとっくに起きてるよ」。ちょっと前まで起きたら「マーマーきーてー!」と呼ぶか、私の部屋に「おはよう」を言いに来ていたのに、ここのところは声を掛けず階下へ行く。
朝食を食べて、仕事を片付ける。娘はひとりで歌ったり、絵本を読んだりしていた。
11時頃からお弁当のサンドイッチを作る。たまごサンド。あとは余った昨日のシラスを釜揚げにして、チーズと小葱を挟み、シラスサンドにしてみた。
娘と水着の上に汚れても良い服を着て出かける。月に一度開催されているプレーパーク。今日は泥遊びをたっぷりできる「どろんこまつり」の日だ。
到着すると、いつものグラウンドは大胆にドロドロになっていた。お昼だったから、まずは腹ごしらえとサンドイッチを食べる。スイカをどうぞ、と分けてもらう。娘は赤いところがなくなるまできれいに食べて「皮で漬物できそうだね」と言ってもらっていた。
食べ終わると「遊びに行こう」と言う娘と、どろんこの中へ。どろ風呂は、お風呂と言えるぐらい良い温度だった。
水と土が混じり合った地面はぐにゅり、べちゃべちゃ、ぬるぬる。なんとも言えない感覚を足で楽しむ。
地面を掘って、出てきた土を丸めて、泥団子を作る。水分が多い土を取るとなかなかまとまらない。丸くしているうちに、ひび割れてきてしまう。なかなか一筋縄ではいかない。
泥団子づくりに関しては、私より娘のほうが経験値がある。娘に「どうしたらいいの?」と聞いて教えてもらう。「ひびがあっても気にしないよ」「白砂をかけていれば大丈夫」とアドバイスをもらう。
結局2回もつくり直して、きれいな固い泥団子をつくることができた。光らせたい、と手のひらで磨く。泥団子、いつまでもいつまでも関わっていられる。
娘も飽きずにずっと泥団子に砂をかけたり、磨いたりしていた。
どろの中で綱引きが始まって、加わる。ライオン派対トラ派(私はライオン派)、大人対子ども。2回とも負けてくやしい。握力がだいぶ持っていかれた。
やがて片付けに入り、私と娘も手や足を洗って着替える。
どろから出ると、プールからあがったときのように、体が重たい感じがした。
帰宅。棒状のアイスを食べる。りんご味。「もう一個食べたい!」と言われてぶどう味も。娘は布団をひいて、寝転がった。外で遊んだあと、アイスを食べて、涼しい部屋で昼寝する。最高に夏だな。
私は運動をして、夕飯の準備。今日はぶりの照り焼き。あと、釜揚げしらすとオクラを和えたのや、ズッキーニのチーズ焼きなど。
18時頃起きてきた娘とお風呂に入る。私と娘のどろんこ服を洗うのに、ずいぶん時間がかかった。洗っても洗っても、どろが出てくる。
夕飯を食べて、片付けをして、ストレッチ。娘が「お母さんに絵本読んであげる」と最近大好きな『アナと雪の女王』を持ってくる。
文字を一文字一文字読み上げながら、最後まで読んでくれた。ついに絵本が自分で読めるようになった。文字は書くことも、読むことも、何もこちらからは教えていない。周りに素材さえあれば、自分でできるようになるんだなあ。5歳。夏は色々育つ。
2024/8/6(火) はいこれ、ビールでしょ
8時に「広島原爆の日を追悼するチャイムを流す」という町内放送が流れて、娘が起きてくる。「キンコンカンコン鳴ってたよ、何?」。戦争があったこと、原爆が落とされたこと、たくさんの人が亡くなったことを話す。
いつか日本に戦争が起こったら、こんな放送もなくなるのかもしれないと思うとぞっとする。いつまでも平和を願うチャイムが続きますように。
起きてきた娘は、今朝も早速『アナと雪の女王』を音読している。
パンを食べて、急いで着替えさせて髪を結ぶ。娘がトイレから出る頃、友達が迎えにきた。今日は友達たちが一日娘を預かってくれる日で、滝へ行くらしい。車を見送った。
私は、今日という日を当てにしていた原稿を書く。ポモドーロタイマーを使ってやってみる。いわゆる、25分作業して5分休むというもの。次の25分でここまでやろう、と集中できてはかどった。
5時頃娘が、友達の車に乗って帰宅。送り迎えまでしてもらってありがたい。通行止めで滝へは行かずに、川遊びと図書館に行ったことなどを教えてもらう。
お風呂をわかして、夕飯をつくる。麻婆茄子、かぼちゃを塩で煮たの、釜揚げにしたしらすをピーマンとおかかと和えたの。
麻婆茄子は辛さなしでつくって、私が食べるようにと取り分けた皿の上にだけ豆板醤を加える。ピリッとした辛さに、ビールが飲みたくなる。「ビール飲もうかな」と言うと娘が「はいはい!」とイスから降りてキッチンにかけて行き、冷蔵庫から取り出したビールを「はい、これビールでしょ」と渡してくれた。
娘がとってきてくれたビールをありがたく口に運ぶ。原稿が予定通り書けた暑い日の、辛いものを食べながら飲むビール、おいしいな。夏を満喫している。
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