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地球1周分の出張をした訳。

出張という観点から今年を振り返ってみたいと思います。
1月からのスケジュールを改めて見返してみると、様々な場所に行き、色々考えて実行した年だったと思います。
これまでの中で、最も行動範囲が広かった年になりました。
その距離、単純計算ですが57,000キロ以上。
なんせ海外に3回も出張していますから。
これは地球1周を遥かに超える移動距離です。

【ベトナムの大学にて】

1月は大分からスタートして、2月は大阪、ベトナム、
3月に東京、秋田、さらに東京、
その後5月にインドネシア、
6月は東京~秋田と続きました。

その後、鎌倉、栃木、大阪に足を運び、この時期は毎週のようにやってくる出張を「出張まつり」と呼んでいました。

8月は愛知~愛媛と続き、その後スリランカへ。
11月香川へいきました。

こうして並べると、自分でも移動距離にびっくりしています。

【スリランカの車道で象に遭遇】

移動ばかりの出張は無駄なのでしょうか。
常に会社にいて、指示をとばすのが社長だというご意見もあるかもしれません。
でもわたしはそうは思いません。

もちろん、状況からみて出張に出かけられないほど大変な時期もあります。
でも、経営者が現地に足を運んで感じたり、学んだりする事が、会社の方向性を変えることもあるくらい大事なことだと思っています。
何しろ、経営者が考えたことの範囲内でしか、会社は成長しませんから。

どんな考えをもち、どういう風に実行して、どんな方向に進むのか。

これは、会社にいるだけでは得られない情報をもとに形作られるものだと思っています。


【インドネシアでのランチ】


わたしは子どもが高校生になった時から宿泊を伴う出張を解禁しました。
当然、家族の理解が必要です。
それから、会社を留守にする間、業務を任せられるスタッフの存在も大きいです。
「出張をする」ということは、「出張ができる環境が整っている」ということだと思います。こうして出張ができる環境に感謝したいと思います。

例年以上に出張が多い年でしたが、今年は初めて海外へ出張しました。
ベトナム、インドネシア、スリランカ。
視察した理由は、今後の採用計画のためです。
現在、弊社では日本人だけを採用しており、スタッフ数はおおむね充足しているのですが、例えば今後5名の離職者がでた時に5名の採用ができるとは限らないからです。

スタッフ数は約50名。これからの人材難の時代に、この数をキープしていくのは、至難の業と言えるかもしれません。

【スリランカのお寺】


弊社のある地域でも、海外の方を多く見かけるようになりました。
スーパーで買い物をしている人やコンビニで働く人。

先日、地域のハローワークの方と話をする機会がありましたが、工場や福祉施設に海外の方が多く就職されているとの事でした。
働く人材の確保ができないからと、介護施設では、あるフロアを閉鎖されたところもあります。決してひと事ではありません。

現在、たまたま充足しているだけなのだと、危機感をもっています。
海外に足を運んだことで、その国や人材に関わる人たちへの理解が深まりましたし、先の見通しがたったと実感しています。
みなさんの中で、今後の採用について海外の人材を検討されている方は是非現地へ足を運んで、五感で感じることをおすすめします。
現地の空気、食べ物、人々の姿、学校、宗教や現地での暮らしを自分の目で見てみる。

百聞は一見にしかず。

来年はどんな場所とご縁が繋がるかな。


『社会福祉士+ビジネスマインド』で妄想をカタチにしています。
今後何か一緒に取り組んでみたいと思った方、
また取材等に関するお問い合わせは、私のX(https://twitter.com/Naoko_minori
またはメールアドレス(minori@youyou-group.co.jp)
までご連絡いただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

関わる全てに感謝 川口奈緒子

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