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海外から人材を受け入れる訳。


3月29日は東京でこちらに参加してきました。

今回のテーマの一つとして『グローバルメンバー取組講演』がありました。

こちらの中では海外人材を『グローバルメンバー』と呼びます。
参加メンバー内での共通認識として『人材』という言葉は単なる『労働力』と受け取られかねないこと、国籍は関係なく同じ仕事をする仲間としてリスペクトの気持ちを込めて『グローバルメンバー』と呼んでいます。


ケアビジネス研究会にて あきた創生マネジメントの阿波野聖一氏

今回の講演では、インドネシア・ベトナム・ミャンマー・スリランカと協力をしている法人からの発表があり、とても興味深く聞き入りました。
写真は、その法人の中の一つである株式会社あきた創生マネジメントの代表取締役 阿波野聖一さんから『望ましい受入れ 体制づくりと共生に向けた将来のビジョン』という内容のお話がありました。
グローバルメンバーと共生するための研修はもちろん、数々の工夫や心配りについて発表がありました。それは多岐にわたり、近隣との交流や社内での情報共有について等、大変興味深い内容に加えて、これまでの取り組みの紆余曲折にも心を動かされました。

このようなお話を聞いたこと、また私自身も2月にベトナムに行ったことで、グローバルメンバーの採用がより身近になっています。また、海外の方々との交流も始まる中で、彼らの採用に躊躇はなくなった状態です。

ベトナムにて

厚生労働省によると、令和5年10月末の時点での外国人の雇用は約204万人。これは前年と比較して12.4パーセントの増加であり、平成25年から何と11年連続で過去最多を更新しているとの事です。
また、外国人を雇用する事業所数も過去最多となり、約32万ヶ所となっています。

現在は、有難いことにスタッフは充足しております。
ただ、一旦離職者はでると次にいい人材を採用できるという保証はないのが現状です。
現に、ある施設ではお客様(高齢者)はいるけど介護者であるスタッフの採用難で、施設の定員を減らして運営せざるを得ない状態に陥っています。

弊社では、中期的なビジョンとして多様な人材を採用し、皆で同じ方向を向き、事業を継続、繁栄させていくことを目指していきます。
少しずつ、そのための準備をやっていきたいと考えております。

『社会福祉士+ビジネスマインド』で伝統×福祉に取り組んでまいります。
今後何か一緒に取り組んでみたいと思った方、また取材等に関するお問い合わせは、私のXかメールアドレス(minori@youyou-group.co.jp)までご連絡いただけると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。

奈緒子社長【みのりの郷】【悠友】陶器ブランド【無為】(@Naoko_minori)さん / X (twitter.com)
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