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【ヴィパッサナー瞑想】実際に参加してみて!DAY1とにかく眠い…!😪

2024年10月2日-13日の12日間、ヴィパッサナー瞑想10日間コースに参加した。

前回の記事はこちら!↓


◻︎DAY1
昨日は朝4時に起きられるかと、いびきがうるさくないかの不安を抱えながら即寝したが、無事に4時に起きることができた。いびきは多分かいていた…同部屋の方、すみません。
コミュニケーションがとれないと、いびきのことを謝ることもできないのが悔しい。

朝4時に気持ち小さい音量で施設内に鐘が鳴り、各々起床する。洗面台へ行き、顔を洗って歯を磨く。

4時30分、いよいよ瞑想のスタート。

が…
昨日教わった瞑想(呼吸を観察するというアーナーパーナー瞑想法)を行おうとすると、気づいたときにはオチていた。
いくら7時間寝たといっても朝4時に起きて、瞑想のためにまた目を瞑れば眠くもなってしまう。

ずーーっと眠気が続いていたため、気持ちを切り替えようと瞑想ホールを出て外を歩いてみる。まだ日は上っていなくて薄暗かったが自然に囲まれた空間は気持ちが良かった。

そう、1日10時間瞑想をするといっても、1日3回(1回1時間)のグループ瞑想意外は、自由に瞑想することができて、自分の部屋か瞑想ホールで瞑想を行うことができる。
さらに、眠気についてもアシスタント指導者も共感してくださっているため、あまりにも眠かったら少し休憩をしても良いということになっている。
実際に外を歩いている方も何人もいた。
瞑想ホールにいる方は意外に少なく、半分ほどは自分の部屋で瞑想をしている様子。

外を歩いても私の眠気は200%に達していたため、決心をした。

(寝よう。)

もう寝ることにした。
1時間頑張ったが、朝食まではあと1時間ある。
あと1時間瞑想はできない、と考えてもういっそのこと寝ることに。

(カーテンで部屋は遮られているから、いびきや寝息をかかなければバレることはない…だろう…)


寝るならとことんしっかり寝ようということで、ベッドに入り布団をかけて寝た。

1時間ぐっすりだった。

6時半の鐘が鳴り、今日2度目の起床。
きもちよかった〜。

恐らくバレてはいないだろう。
こんな気持ちではいけないと頭では理解しつつ、身体はついていかなかった。

いかにもさっきまで瞑想に勤しんでいましたよ、と言わんばかりに食堂へ。
下を向き、目を誰とも合わせないようにして、ブュッフェスタイルの朝ごはんをいただく。

普段は朝ごはんは食べないが、暇だとお腹が空く。

ご飯は正直に…
めちゃくちゃうまかった。

動物は出ないため、肉や魚、卵はないが、
少し色がついているお米と、おかゆと、味噌汁と、お漬物と、野菜が出た。
そして何よりすごいと思ったのは、調味料の豊富さ。
14種類くらいの調味料があり、自由に味付けできるようになっている。

そして全てアツアツで提供してくださるため、美味しくいただくことができた。

こりゃ毎日の楽しみはご飯になるなぁと思いつつ、無言でご飯をいただく。
無言のため、10分で終わる。

自分でお皿を洗って、食堂を出る。

歯を磨いたら、もう暇。

朝食は1時間半あるため、1時間ほど自由な時間があり、私は、、、

寝ることにした。

まだ眠かった。

8時からグループ瞑想のため必ず起きなければいけない。
アラームを7時50分にセットして眠りについた。

またぐっすり寝てしまい、アラームで本日3度目の起床。

そして8時、コース初めてのグループ瞑想がスタート。

あれほど寝たのだから眠くはならないだろう…と思っていたが…

寝た。

ウトウトは止まらなかった。

眠気を我慢しながら、長い長い1時間を過ごした。
アーナーパーナー瞑想は身体を動かしても良いし、自由な体勢で良いため、途中で眠気を覚ますために何度か体勢を変えながら。

そして9時〜11時までまた個人瞑想。

私は迷った。

そう、寝るか寝ないか。

なぜこんなにも眠いのか自分でも分からなかったが、とにかく眠い。

自分がそうなっているため、他の人へも、
(ホールにいない人、寝てるだろ…?)
という気持ちを持ちながら、最初はホールで瞑想を行った。

ただ30分後、驚異的な睡魔に襲われた。

私は本日2度目の決心をした。

寝よう。

何食わぬ顔で(私今から部屋で集中して瞑想しますわ〜)ホールを出た。

部屋に入り朝と同じようにベッドで寝た。

やっているフリではなく、寝るならとことん寝ようということで、バレたら言い訳もできない格好で寝た。

1時間半後。

本日4度目の起床。

ぐっすり寝た。
寝過ぎて、寝ているのか起きているのか分からないくらいになってきた。

11時は昼食の時間。

これまた朝とは異なるメニュー。

初日は何だったが忘れたが、カレーやパスタ、ターメリックライスなども出た。
ついつい食べすぎてしまう美味しさ。

これを奉仕者の方がボランティアで作ってくださっている。感謝。

ありがとうを伝えられない気持ちを抑えつつ、2時間ある休憩時間をシャワーを浴びたり、外を散歩したりしながら過ごした。

そしてなんと、やることがないぼくは、、、

寝た。


もうここまで寝れば午後は寝ないだろうと30分ほど昼寝をした。

12時50分。

本日5度目の起床。
これまたぐっすり寝て、午後の瞑想に備える。

午後の瞑想は13時から17時までの4時間。
これがキツイのだ。

14時半〜15時半のグループ瞑想込みで、私はずっとホールで瞑想を行った。

さすがに午前中寝過ぎたため、眠くなることはなく、瞑想を行うことができた。
ただ瞑想も呼吸に集中し切ることはできず、MAXでも3秒ほどで、それ以外はすぐに意識が別のところへいってしまう。

(全然できないなぁ、、、)
と落胆しながらも、午後の瞑想を何とかやり切った。

そして17時からのティータイム。

夕食は出ないが、17時〜18時はフルーツを食べられる。
りんごやバナナ、柿などのフルーツを食べることができたので、私はソイミルクと、フルーツを混ぜてそこに蜂蜜を入れて、いただいた。

うんまい!!

飲み物も、ほうじ茶とソイミルクと蜂蜜をいれて、
『ほうじ茶ソイミルクはちみつ添え』
と名付けていただいた。

不思議とお腹は満たされて、歯を磨き本日最後のグループ瞑想へ。

夜になると暗くなり、何だか心も落ち着く感じ。

18時〜19時までのグループ瞑想を行った後、約1時間半の講話を聴く。

そしてその講話で、今日の自分を振り返る。

『眠くなっていたかもしれません。
寝るといびきをかき瞑想センターではなくいびきセンターになります。他の人へも迷惑がかかります。あまりにも眠かったらほんの数分だけにとどめましょう」
(おれのことだわ…)

「いっぱいご飯を食べたかもしれません。
ダメです。腹の4分の1は残しておくように。
さもないと眠くなります」
(おれのことだわ…)

「瞑想は集中できなかったことでしょう。意識が別のところへいってしまっても落胆せずに、また呼吸に戻すことを常に心がけましょう」
(おれのことだわ…)

その他にも今日の自分の行いを回収するように話が続く。

この回収が10日目まで続くのだが、本当に良くできている。


そして講話が終わり、最後に明日からの瞑想方法が少し変わるため、その方法を数分みんなで行う。


そして21時。

1日目が終了。

感想「長かった…」

こんなに寝ていたのにも関わらず、長いと感じた。

起きている間は何度、「あと9日」と考えたか分からない。

とにかく眠くて、とにかく長い1日が終わり、寝床についた。講話の途中から少しウトウトしてしまっていたため、その眠気がさめないうちに急いで眠りについた。

あれだけ寝たのに夜もよく眠れた。


「あと9日」

明日も長そうだ…


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Naoki Nozawa
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