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日曜版 失敗から学ぶブランディング 2021/1/16
ターゲットを見誤ること
昨日に引き続き、日曜日は「失敗から学ぶブランディング」という短いコラムを今後書いていきたいと思っていますが、今回は初回です。
記念すべき?第一回目のテーマとしては、「ターゲットを見誤る」という失敗について書いてみたいと思います。
ターゲットは当然ながら、このような顧客にプロダクトやサービスを使ってもらいたいのか、ということなのですが、私がやってしまった失敗は、
プロダクトの特性に合わせすぎてターゲットをより少ないセグメントに絞ってしまったこと
です。マーケティングはおおよそプロダクトやサービスを与えられて、そのプロダクトやサービスに合ったターゲットを設定しますが、この際重要なのは、絞り込んだセグメントにはビジネス目標に見合うサイズがあるか、という点です。
私がやってしまったのは、そのプロダクトをパッとみてこういう人が使ってくれるんだろうなと想像してターゲットを決めてしまったのです。想像から設定していくこと自体は問題ありませんが、そのターゲット設定を反証する癖をつけた方がいいと思っています。 あまりにも絞り込み過ぎて、商品発売後の動きが鈍く、その時点で慌ててターゲットを追加しましたが、後手に回ってしまったことは否定できません。ブランディング、マーケティングもビジネスなので、きちんとした数字で判断するようにしましょう。