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ブランドガイドは明文化されているか
ブランド管理の基本
今日の投稿は、当たり前のようで意外と配備のそれていないブランドガイドについて書いていきたいと思います。
ブランドガイドとは、そのブランドにまつわる決まり事をまとめたものなのですが、間違えてはいけないのはマニュアルではない、ということです。
そこに書かれているのは、あくまでもブランドにタッチする人が注意をすべきことであって、そこに書かれていることをやればブランドができるということではありません。
ブランドを管理する上では欠かせないブランドガイドなのですが、どうやって作ったらいいのかわからない、という方もいらっしゃると思うので、ほんの一部だけになってしまいますが、ご紹介していきたいと思います。
大まかなコンテンツ
ブランドガイドで取り上げるべき内容は実に多岐にわたります。何故かというと、ブランド側として情報を発信する人が知っていなければならない情報が詰まっているからです。
では、知っていなければならない情報とは何かというと、ブランドの根幹から始まり、表現の細かい指示まで含まれることになります。ざっくりになりますが大きく分けると、
ブランドのミッションや歴史、目指すべき方向性を記したパート
今、ブランドをどのように発信すべきかを説明した戦略パート
ブランドのネーミングやロゴ、フォームといった基本エレメントのパート
実際の余白規定であったり、表記ルールといったガイドラインのパート
といったところです。これらを網羅して初めてブランドの表現ができる素地ができるというわけです。
今一度見直してみましょう
ブランドガイドは謂わば、
ブランドの過去、現在、そして未来の向かうべき方向を示しているもの
ということができるかもしれません。単なるマニュアルではなく、ブランドが歩んできた道を、今進んでいる足元、そして、これから切り開きていく方向が見えるものです。
こういうものなので、すごく大切なドキュメントだし、代理店に作成をお願いするのもいいですが、細部については自らのブランド責任者として経営者やブランド管理者が作成しなければならないものです。
またブランドガイドは更新していくべきものです。その時々に合わせてリバイスをかけていく、ということも合わせて確認しておくとよいと思います。