バスケットボールの実践記録
さて、今回の記事ではバスケットボールの実践記録を書いていきたいと思います。
今回の授業は、校内研の研究授業として私自身が行ったものです。
私が授業をするうえで意識したこと、研究授業の本時の流れ、ルールの工夫の3点について書いていきます。
1、バスケットボールの授業を行う上で意識したこと
まず、バスケットボールの授業をする上で意識したことを書いていきます。
今回、授業を行うにあたり意識したのは、過去の実践です。
過去の実践といっても私自身の実践ではなく、私が教員1年目にみた研究授業の実践です。
それは、校内の先生の授業でしたが、感動したことをなにより覚えています。何に感動したかというと、子供たちの動きに一切の無駄がなく、自然と授業が進んでいった姿です。
そして、何より子供たちが楽しそうにしていました。
このときの授業をした先生は、体育の専門の先生でしたが、ちょうど今の私と同じくらいの経験年数の先生の授業でした。
そのため、今回授業づくりをする上で1番意識したのは自分がどのぐらいあのときの授業に近づけるかなということで、無駄な動きや時間をなくし、子供たちが楽しみながら運動量を確保できるようにしました。
2、研究授業の流れ
1に書いたように過去の実践を見て学んだこと、また、これまでの自分自身の経験、児童の実態も踏まえ、授業を行いました。
①あいさつ、めあての確認
まず、授業の始まりにあいさつと今日のめあての確認をしました。
めあては、クラス全体のめあて「チームの作戦を意識する」ということと、個人個人で立てためあてを意識させることにしました。
②準備運動、ボール慣れ
次に、準備運動、ボール慣れを行いました。
準備運動では、特に使う部分である腕や指などを気を付けさせるようにしました。
ボール慣れでは、ハンドリングやドリブル、シュート練習を主に行わせました。
特に、なかなか入りにくいシュートの練習を多めに行いました。
なお、ボール慣れがすぐできるようにあいさつをする時点でボールをもたせていました。
③試合
ここから試合を行いました。
試合は、前後半3分、ハーフタイム1分で行いました。
④振り返り、練習タイム
1試合目終了後、チームで集まっての振り返り、そして練習タイムをとりました。
校内研のテーマが学び合いということもあり、どのプレーがよかった、どのプレーをもっとよくするとよいかなどを話し合わせました。
また、練習タイムは作戦が達成するために何の練習が必要か考えて行わせるようにしました。
⑤試合2,試合3
その後、試合を2、3試合と続けて行わせました。
本来は2試合目の後も振り返りを行わせたいところですが、時間がないため、ここでは行わず、ハーフタイム中に話をさせるようにしました。
⑥チームの振り返り、片付け
試合終了後、チームで振り返りを行わせました。
その後、片づけをしました。
⑦整理運動、全体での振り返り、あいさつ
その後、集まり、全体での振り返りをしました。
振り返りではよかったところを見つけ、価値づけるようにしました。
そして、最後にあいさつをし、授業を終わりました。
3、ルールの工夫
最後に、ルールの工夫です。
行ったルールの工夫は大きく3つです。
①フリーゾーンの設置
ゴールの斜め45度の近くの位置に2か所フリーゾーンを設置しました。
ここに入っている間は守備をできないこととしました。
ゴールをたくさん入れるための配慮です。
②攻撃専門の人の設置
チームのうち、攻撃専門の人を前後半それぞれ一人作ることにしました。
これも、ゴールがよく入るようにした配慮で、守備の人数を少なくすることでゴールの機会が増えるようにしました。
③得点+入った人数
もう一つのルールはたくさんの人にシュートを入れてほしいという配慮です。
赤白帽子を全員白でかぶり、シュートが入ったら赤に変えることにしました。
試合の最後に、赤帽子の人の分だけ+1点を足すこととしました。
こうすることで、同じ人がずっとシュートをうつのではなく、全員が入れるようにしました。
以上が、私が校内研で授業をどのようにしたかです。
バスケットボールの授業をする際に参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
では、また。