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【読書記録】Think Smart
こんばんは、門野です!
Think Smart を読んで、自分なりに学んだことをまとめていきます!
とても学びの多い書籍で、そのすべてを書こうとすると容量を得なくなってしまいます。
そこで、私が最も学べたと感じる3つのパートについて、まとめていきたいと思います。
さっそく内容に触れていきましょう!
私が学んだのは以下の3点です。
①『努力の正当化』にご注意を......。
誰しも、自分が時間をかけた作品や、多くの労力を必要とした製品ほど、「これは良いものだ」と思いたいものです。
ですが、経過した時間や必要とした労力は、必ずしも作品の「良さ」につながるわけではありません。
私たちが見るべきは、その作品の客観的な実用性や有用性、実際に作品を目にしたひとの反応......
つまり、結果に目を向けるべきではないでしょうか。
このように、時間・労力をかけたものほど「素晴らしものだ」と過大評価してしまうことを『努力の正当化』と呼びます。
それほど大したものを作ったわけでもないのに、時間と労力をかけたことで大事に思えてしまう。
しかし、それでは客観的に作品・製品を見ることができなくなり、いざ自分の作品が評価されなかったとき傷いてしまいます。
「こんなに素晴らしい作品が、どうして認められないんだ」と。
ひとによっては怒り出すかもしれません。
このような思い込みを回避するために、時間や労力をかけたものほど「結果」に意識を向ける。
私自身、思い当たる節がいくつもあるので、この機会に気を付けたいものです。
noteに関しても、多くの記事で時間をかけていますが、それがイコール「素晴らしいもの」とはならないことに注意したいです。
②自分以外のみんなもそう思っている?ー『偽の合意効果』
私たちは、ほかの人たちと自分の意見の一致具合を過大評価する傾向にある。他の人たちも自分と同じように考え、同じように感じているのだろうと、ついそう思い込んでしまう。
(ロルフ・ドベリ, Think Smart, 東京, 2020)
この思い込みを、『偽の合意効果』と呼びます。
つまり、自分の意見を「大多数の意見」だと思い込んでしまうということです。
この思い込みが招くものとして、「意見が異なる人たちを『変わり者』と決めつけてしまう」ことが挙げられます。
その原因は、「自分の考えが主流」だと思ってしまっていること。
でも、自分の意見や考えが常に正しいなんてことはあり得ない。
ロルフ・ドベリ氏も、本書の中で「まず、自分に対して懐疑的になろう」と述べています。
私も、自分の意見や考えを常にアップデートしていきたいと思います。
③無駄話が多いほど、頭の中が不明瞭
ロルフ・ドベリ氏は、本書のなかで「言葉は思考の鏡」と例えています。
言葉はその人の思考を表していて、頭の中がクリアなであれば、話す内容も要領がいい。逆に、頭の中が不明瞭で、ごちゃごちゃしているほど無駄話や要領を得ない話になってしまう。
私自身、この内容が書かれたパートに学びがあったと感じたのは、「頭の中が不明瞭」という感覚に見覚えがあったから。
誰かと話すとき、「あ、いまうまく話せてないな」と感じるのは、頭のなかがごちゃごちゃしている場合が多いです。
うまく考えがまとまらなくて、何をどう話していいのか、頭の中で言葉と言葉が繋がっていないような状況です。
話すときだけではなく、note やレポートを書いているときでも、言葉と言葉、段落と段落をうまく繋げられないことがあります。
ロルフ・ドベリ氏が言うには、「私たちが本当に明瞭な思考ができていることは珍しい」とのこと。
だからこそ、話をするとき、文章を書くときには、じっくり考える必要があるのだそうです。
終わりにかえて
以上でまとめが終わるのですが、このまま終わるとただまとめただけです。
ここで、この書籍を読んで、今後自分の "note" での行動をどう変えていくか、実際に私がどういう風に行動しているかについて、を簡単に記載して終わりたいと思います。
まず、『努力の正当化』に関しては、記事を書くのに時間や労力がかかったとしても、その記事を「美化しない」ように心掛けたいと思います。
客観的に 私の"note" や記事の評価をして、「結果」に目を向ける。
noteでの「結果」は、PV数や♡数。ファンのことを考えるならフォロワー数も評価指標になると思います。
このnoteを始めた3月25日から4月中旬まで、私のフォロワーは4名でした。
それが今では23名です。
少しずつですが、みなさんとのつながりが増えていっているようで、とても嬉しいです!
とはいえ、その伸び方は急上昇というほどではありません。
私がフォローしている方々や、noteでどんどん伸びている方々の記事がどれも素晴らしく、いつも参考にさせていただいています。
みなさんの"note" を参考にしつつ、自分の "note" を磨いていこうと思います
次に、『偽の合意効果』については、自分の考えが正しいということはありえない、ということを意識するようにしています。
これはすでにやっている思考です。
新しい考えや他の人の意見を、頭から否定しないようにしています。
そもそも、私の周りの人が、私と全く同じ環境で育ったわけではありません。
その人それぞれで、それまで生きてきた環境があって、それぞれで異なる感じ方をしているはずです。
それなのに、
「あの人は自分と同じ考えを持っている」
「私はあの人より賢い」
「みんな今、絶対にこう感じている」
なんてことが、あり得るはずがありません。
私の考えが正しいわけじゃない。
なので、まずは相手の考えを咀嚼して、それから物事を判断するようにしています。
最後に、『頭の中が不明瞭』への対応として、文章を相手に送る前に、スマホのメモ機能を使うようにしています。
これから送る文章は変じゃないか。
前後の文脈とあっているかと考えるようにしています。
以前、スマホのメモ帳に文章を書くのをからかわれたことがありますが、この方法はあながち間違いではなかったと再確認できました。
また、noteで記事を書く前には、使い捨ての情報カード(100均で売っているもの)に、これから書こうとする記事のキーワードを書くようにしています。
それを並べて、どういう順番で書いていくべきかを、目で見て分かるようにしています。
こうすれば、記事で書く内容も一目で分かりますし、文章の構成もできます。
ただ、実際に誰かと対面して話をするときは、この方法が取れません。
話しながらメモをしたり、カードに記述をしていると、対面で会話をするときのテンポが悪くなってしまいます。
なので、対面で話をするときに頭の中がごちゃごちゃしてしまうときには、一言「ちょっと待ってね」と言うようにしています。
こうすることで、きちんと考える時間を取れますし、相手方も私が話し出すまで優しく待ってくれることが多いです。
という風に、今回の学びを行動に変えたり、すでに行動していることの補完をしています。
本を読んで終わりにするより、「ここに書かれている内容って正しいのかな」て試してみると、アウトプットにつながります。
今回の『Think Smart』という本にも、多くの学びがありました。
今からでも試せるアウトプットがあれば、どんどん試していきたいです。
最後まで閲覧ありがとうございました!
おすすめの本なので、一度手に取ってみてはいかがでしょう?
【p.s. 】4/27 21:27
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参考