nishimura naotoshi

ドメーヌ ピノ・リーブル / 周防大島ワイナリー株式会社 CSO( co-founde…

nishimura naotoshi

ドメーヌ ピノ・リーブル / 周防大島ワイナリー株式会社 CSO( co-founder) 周防大島 お寺カフェ / 株式会社セロリ代表 Instagram → @naojiroo0513

マガジン

最近の記事

理想をカタチにした会員制の小さなワイナリー

「一年に一度、ワインをお届けします」 側からみると私たちのワインづくりは 少し非効率で小規模すぎるかもしれません。 しかし、理想としているワインを つくるために妥協はできませんでした。 一年の大半をぶどう栽培に費やし、 コツコツと畑に足を運んでぶどうと 向き合うことが最も重要な仕事になります。 私たちにとって、 その年々でベストだというワインづくり を行うために必要なのは、 大規模な畑や最新の醸造機器ではなく、 全てのぶどうの状態を確認できるほどの大きさの畑と、 そこ

    • 一年の答え合わせ

      今日12/18から22まで、期間限定でwebSHOPが立ち上がっています! わたしたちはドメーヌとして、ぶどうの栽培からワインの醸造まで、栽培醸造者たった2名ですべてを行っています。 ワインの醸造は、ぶどう栽培一年間の結晶であり、それは栽培醸造家にとっては、どれだけの愛情を注いだか、どれだけ畑に足を運んで向き合えたか、そんな自分との答え合わせなのかもしれません。 今年も個性豊かな特別なワインたちが出来上がってきています(^^) . @domaine_pinot_livre

      • 一年に一度ワインを届けさせてください(3/3)

        より少なく、より豊かに はじまりは2017年、 周防大島油良の寿源寺のすぐ隣に、突如ぶどう畑が現れました。 北海道、中伊豆で約20年間栽培と醸造の最前線で多様な経験を積んだ栽培醸造家である松本英也さんが周防大島町に移住し、ワインを造るためのぶどうの栽培をはじめたのがこの物語のはじまりです。「大島でワインを作りたいんですよ」と笑顔で話をされていたのが印象に残っています。 そして2020年現在、同じく周防大島油良に小さな醸造所ができて、松本さんがぶどう栽培から醸造とワインをつく

        • 一年に一度ワインを届けさせてください(2/3)

          ドメーヌ ピノ・リーブルが理想だと考えるワイン、それは「物語がいっぱい詰まったワイン」です。 良いワインってどんなワインなんだろう? と、ふと考えてみた。 まず、最初にイメージしたのが、雰囲気の良いレストランなどでソムリエさんが勧めてくれて、料理と一緒に楽しむワイン。うん、これは間違いなく良いワインだろう。まず、ハズレはないし、しっかりとマリアージュまで考え抜かれた、ある意味非日常の特別な体験ができる。何千何万という星の数ほどあるワインの中からプロが厳選してくれたワインは

        理想をカタチにした会員制の小さなワイナリー

        マガジン

        • ワイナリー
          3本

        記事

          一年に一度ワインを届けさせてください(1/3)

          ぜひ、一年に一度ワインを届けさせてください! 昨年、周防大島でワイナリーを共同で立ち上げました。 メンバーシップ制の小さなワイナリー(ドメーヌ)です。 ぼくたちが目指したのは、大きな開かれた観光ワイナリーではなくて、 閉じた小さな醸造所のようなワイナリーです。 毎日畑に足を運び、生活の根幹としてぶどうを栽培し、そのぶどうから毎年丁寧にワインをつくる様は、ワイナリーというよりむしろ「ワイン農家」という方がしっくりきます。 約20年ワインづくりの最前線で経験を積み、その後ラ

          一年に一度ワインを届けさせてください(1/3)