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【HEALTH】姿勢さまざま
姿(すがた)に勢(いきお)いと書いて「姿勢」ですが、その良し悪しは外見の印象によるものです。背筋をピンとして直立していれば、綺麗な姿勢、正しい姿勢に見えます。
一方で、「取り組む姿勢」「謙虚な姿勢」と言った具合に、ものごとに当たる際の心構えとして使われることもあります。
よく耳にするのが、姿勢の良し悪しです。正しい(正しくない)姿勢とも聞きます。いずれにしても、「姿勢」というのは、外見的な意味合いと内面的なものがあると思います。
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良い姿勢です。
少年は口を結び、視線をまっすぐ目を向けています。背中の子どもは既に息を引き取っており、それを思うと心が痛みます。なお、この写真を載せるにあたって深い意味はありません。単純に、彼の姿勢の良さに心打たれたので掲載しています。
そもそも、外見上の姿勢はあくまでも見た目の話なので、人柄を決定付けるものではありません。単なる印象の話です。
例えば、長年、畑仕事をしていたおじいさん、おばあさんはまるで曲尺でも入っているかのように背骨が曲がっていますが、特段、人柄には反映されていません。姿勢の良し悪しと人柄に正の相関関係は無いと思います。
余談ですが、ヤ〇ザ関係者は姿勢が良い気がします。良いというより、重心の位置が高い気がします。常に戦闘態勢からでしょうか…
因みに、私は姿勢が良いと言われるタイプです。体幹周りを鍛えていると、姿勢が良くなるのは本当です。トレーニーに猫背がいない気がするのは私だけでしょうか?
つまり、私が言いたいのは、姿勢とは本人のライフスタイルが大きく関係していると思います。
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ouch!(痛い)だらけです。
焦点をデスクトップに向ければ、上記の姿勢は自然なのかもしれません。
ただし、ouch!ポイントが悪化する前に改善策を見つけた方が良さそうです。
対策として…
1、キーボードはもっと身体に寄せましょう。
→手首と肘関節が楽になります。
2、椅子に深く座り、肩甲骨を下げ、なるべく腹式呼吸で腹圧をかけましょう。
→自然と猫背が矯正されます。
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怖いですね…
ところが、昨今の若者はパソコンではなく、スマホの利用時間が多いと思います。
上記の挿絵は風刺画なので、最早姿勢どうこうの話ではないかもしれません。ただ、本記事ではあくまでも姿勢の観点で見ていただきたいです。ゲームのキャラクターが首から手綱を握る様子は皮肉めいています。
ストレートネック、俗に「スマホ首」と言われたりしますが、首の前傾により頭の重さが首に大きな負担になります。痛みが出る前に、長時間の同一姿勢は止めた方が良いと思います。
【チェックしてみよう!】
「ライフスタイルは人様々なわけだから、姿勢もそれぞれ違って良いのでは?」と、なりそうですが、姿勢が悪いままだと脳に良くありません。実は、不良姿勢は空間認知力に悪影響なので、引いてはバランス感覚にも支障を来します。
試しに、目をつぶり、真上にジャンプしてみましょう。その際、元の位置に着地していればOKです!そうでない場合は、目線を水平に、左右の肩甲骨が地面と平行になることを意識します。そうすることで、無理なく良い姿勢を保てます。
【姿勢について更に深く…】
以前の記事「【HEALTH】人は、なぜ鍛えるのか」で取り上げた著名人(肥田春充)について、もっと知りたいという友人がいたので、引用したいと思います。
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私はある意味立ち仕事でもあるので、立ち姿は日頃から意識しています。上記の「※正しい姿勢」をすることもあります。確かに、腹式呼吸のしやすさで言えば、立位では一番良いかもしれません。ただし、反り腰とは異なるので注意して下さい。
【おわりに】
今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。最近、フォロワーが600人を超えました。励みになっています。これからも、色々なパターンで記事を投稿していくので、よろしくお願いします。