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#48 拝啓 有賀薫さま

3年半ほど前に、noteイベントで料理のお悩み相談をさせていただいたカナコと申します。
その節はありがとうございました。
自分にはない見方や考え方を示してくださったのも嬉しかったし、「つくる人が我慢することないわよ!」の言葉をお守りにして結婚生活をスタートさせることができました。

さて、結婚生活も3年を過ぎたので、我が家の食生活がどのようになっているのかご報告しますね。

「おでんはおかずじゃない」の理由として、有賀さんが予想したうち、夫は①のパターンだったようです。
ボリュームが欲しいときは、ウィンナーや冷凍のコロッケをチンして食べていますし、塩気のあるものが欲しいときは瓶詰めの味付けえのきや食べる辣油、梅にんにくなどを白ごはんに乗せています。勝手にやっているので、特にわたしが困ることもありません。

結婚当初は漬物にも醤油をかけるところや、使うソースの量がかなり多いことに驚きましたが、すっかり慣れました。

そして、ずっと実家暮らしだった夫が料理をすることはほとんど期待していなかったのですが、実際はかなりやっています。
特に自分の実家の畑からもらってくる野菜は自分で責任を持って調理すると決めているようで、旬の野菜を使ったメニューを検索してはあれこれ作ってくれています。
夫が作ったものは、わたしが写真を撮ってLINEのアルバムにせっせと入れていて、かなり数も増えてきました。

イベントの中でレシピを教えてもらった「大根とスペアリブのふろふきスープ」も作っていましたよ。

有賀さんの本にもずいぶんと助けられています。
特に味噌汁のバリエーションが増えました。味噌汁にカレー粉?トマト?とはじめは驚かれましたが、今ではすっかり我が家の味になっているものもあります。

有賀さんの本は、キッチンの棚が定位置です。

今になって振り返ってみると、「一人暮らしの経験がないから料理はしないだろう」とわたしが勝手に思い込みすぎていたのだと思います。
これからも楽しみながら、2人で我が家のスタイルをつくっていきますね。

大学進学を機に一人暮らしを始めた娘も、1口コンロしかない狭い台所で自炊をしているようです。彼女の自炊記録のインスタも今では投稿数が250を超え、ときどき眺めては頑張っているな〜と嬉しくなります。

日中はまだまだ暑さが残りますが、朝晩は秋めいてきましたね。
味覚の秋、食欲の秋です。有賀さんの日本全国、汁物を訪ねるスープ旅のレポートも楽しみにしています。
どうぞご自愛ください。

敬具

ナオエダカナコ

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