大手/ベンチャーどっちもどっち?!

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 これの結論が「大概の人がベンチャーより大手の方が向いている」という結論であるならば語弊があるだろう。

(おそらく、ベンチャーに夢を持ちすぎている人に対してじっくりと考えてもらうために誇張しているのだろう)

簡単に定義すると、人が揃っていて既存事業の継続をしているのが大手。人が足りなく、新しいマーケットやニッチな事業を行なっているかつ設立してからまだ日が浅いのがベンチャーとする。

大手でもベンチャーでもブラックな企業は存在する。ブラックの意味合いが異なるのだ。

大手は給与や福利厚生はいいが、仕事でやれる領域は決まっているし、やり方もある程度、決められている。

ベンチャーは、やれる領域ややり方はあまり決まっていなく、自分で決めていかないと進まないし、大手に比べると給与や福利厚生はよくない。ただ、実力さえあれば、目に見えた成果が出やすい。

大雑把に分類するとこのように分けられるだろう。

どっちがいいか選ぶ際には、何を目指すかも大事だが、プロセスにも着目すべきだろう。

よく泥臭くとかキラキラしているというが、泥臭くなくキラキラしている仕事など存在しない。

仕事は常に泥臭いものだ。泥臭くないものがあるとすれば、それは仕事としては成立していないか、仕事全体の一部にすぎないかのどちらかだ。

大手/ベンチャーどちらが自分に合っているか、ありたい姿を実現できるか、どのようなプロセスを歩みたいかを総合的に考えて決めるといいだろう。

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