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二周目の悩みは成長実感のチャンスになりうる

こんにちは。今回は「ループ」について。


また同じことを考えてしまう

昨日の私のジャーナリングで、「自分自身を低く見積もってしまうのはなぜか」というネタが有りました。

このネタはカフェ時間いっぱいを使ってもまだ足りないくらいに展開していったわけですが、あるときこんな言葉が自分の中から出てきました。

「自分自身への期待値を低くしてしまうのはなぜか」

この2つは解釈の広さ次第で全く同じ意味に取ることもできますが、私はこれを見て結構喜んだんですよね。

しかし、少なくとも昔の私などであれば、

「今考えていることって以前の悩みと同じじゃないか」「自分成長してないんじゃないか」

と考えていたことでしょう……というか、そう思うのはとても自然なことだと思います。

思考はときに螺旋を描く

では、昔と今回で捉え方のネガティブ・ポジティブが違うのはなぜか。

それは、今回の私が 悩み始め→同じような課題に当たる までの経緯をしっかり覚えて(記録して)いたからです。

言い換えれば、課題を立てた時点よりも多くの考える材料や経験を積み上げた状態で同じ悩みにあたっている……いわゆるゲームの二周目状態にいるからです。

二周目のゲームではより効率よく・ハイスコアでゲームを進められ、あわよくば別のエンディングに到達することもできるかもしれない……これは喜ばしいことです。

しかしそのためにはしっかり「一周目」と「二周目」の差を自覚する必要があります。

以前それを考えたとき、自分はどんな心境で・どんな場面にいただろうか。

そのとき、自分はどんな言葉でそれを考えていただろうか。使っていたのは今の語彙と全く同じだろうか。

これらをしっかり確かめたうえで二周目以降に踏み出せば、一周目とはまた違った過程と結論が見えてくると思うのです。

同じ条件があるからこそ、成長/変化が際立つ

物理的にも論理的にも、「過去の自分と全く変わっていない」状況はありえないと思います。

自分も変わる。環境も変わる。脳から出力される結果もランダムで微妙に変わる。

逆に「同じ条件」があり、それが微妙に変わるからこそ、その変化箇所が明確になると思いませんかね。

万が一全く同じ、違うところが見当たらないと思ったとしてもそれはそれ。このままだと前と同じだから少し違った角度からアプローチしてみよう、になるわけで。

ただし、この微妙な差を感じ取るためには思考の記録と見返しが必要です。

今回同じ時間のジャーナリングで二周目に突入できたのはレアケースかもしれませんが、手法に気づいた以上は再現可能とも思います。

そのためにも、私はガンガン考え・出力し続ける必要があるのでしょう。

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