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バレないようにマイナス思考!

こんにちは。今日は「プラス・マイナス思考」について。

プラマイのバランス

物事に当たるときはある程度成功・失敗を想定しながら進めていく必要がありますが、それも行き過ぎると害になります。

いわゆる「プラス思考」、つまり前向きに考えることもその例外ではありません。行き過ぎたプラス思考はときに無謀な挑戦につながってしまうこともあります。

重要なことは事実を見ることとプラス・マイナスの解釈でバランスをとることだと思われますが、どうにもそれが難しいのは、多分誰でも一緒だと思います。

必殺「内心の自由」

ところで、プラス・マイナスの行き過ぎを防ぐという意味ではその逆をぶつけてみるのも対応策の一つです。

マイナス思考に陥っているときにプラスのこと・実績を考えることはその一つの例ですが、逆にプラス思考のときにマイナスを考えてみる、というのはどうでしょうか。

世間・社会ではとりあえず前に進め、そのためにプラスに考えろと言われることが少なくなく、そういった環境に順応していてはマイナス思考になれないかもしれません。

では、そういった環境の要請をなんとかだましてマイナス思考を大事にするためには、という方向性でもう少し考えてみましょう。

おそらく環境は「前に進め」とだけ言っており、プラス思考はそのツールと捉えることができます。

であれば、私たちは内心の自由まで突っ込まれることはありません。前に進み、周囲の前進に対してマイナスな影響を与えなければ、マイナス思考をする自由はあるわけです。

マイナス思考の活用

成功しているプロジェクトであっても、そこには作業遅延、物資・予算の不足、緊急対応などの様々なリスクがあったはずです。

それらは偶然必然問わず事実として発生した失敗、あるいは障害物であると同時に、それを織り込めていなかった点において、プロジェクトが完璧ではなかったことの証明です。

それらの失敗を偶然や環境要因と切り捨てるのではなく、自分の責任として引き受けることで、マイナス思考を呼び覚ませるはずです。

あそこはこうするべきだったんじゃないか、こうすればうまくいったんじゃないかといった後ろ向きな思考を周りにバレないよう内心で行うことで、心の中のプラス・マイナスのバランスは保つことができるでしょう。

プラスマイナスのバランスを保つことは思考の癖のバランスをとることとも言えます。それをうまく制御できるようになると生きる上でやりやすくなると思います。

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