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【9】大きな進歩
こんにちは。みずたま なおです。
今回は就労期間について書いていきたいと思います。
1. 初めの一歩
2023年(一昨年)の夏は毎日のようにハローワークに通っていました。
失業給付が受け取れる期間がもうすぐ満了するため
「何としても働いて生活していかねば!」
という焦りがそうさせていました。
私の住んでいる地域は田舎なので、障害者雇用の求人も少なく、
近隣の市と合わせて検索しても、求人数が少ないのです。
(時期的なものもあると思いますが…)
さらに広範囲で検索をかけるとそれなりにヒットはします。
ヒットはしますが…マイカーが通勤不可だったり、
例え”可”でも通勤時間が片道1時間半もかかったりと、
現実的に考えて、継続的に通えない求人ばかりでした。
障害者雇用でどんなに「働きたい!」と思っていても、
「(求人が)ないものはない」と当面諦めざるを得ませんでした。
2. 続かない
失業給付の期間が過ぎても、根気強くハローワークに通い続けました。
ちなみに、私は発症するまで、ずっと食品関連の仕事をしていました。
なので、自然と食品を扱う仕事を求めていたもかもしれません。
根気強く探して探して…
そして、次のような会社で実際に働きました。
でも、全く続かなくて私自身が嫌になり、絶望感さえ覚えました。
①飲食店の厨房(3日)
②病院食の配膳(4日)
③製麺所(4日)
…と、とにかく続かないのです。
こう何社も続かないことで、
ハローワークの相談員さんに、チクッと嫌味を言われたこともあります。
3. 異業種にチャレンジ
あるとき目に留まった求人に「やってみたい」と思える求人がありました。
それは自動車整備工場です。
これまで食品関連の仕事ばかりしてきた私にとって、完全な異業種です。
当然のことながら資格も持っていません。
それに、やや男性恐怖症の私にとって、男性ばかりの職場で「果たして私はやっていけるのだろうか…」
と不安で仕方ありませんでした。
任せられる仕事は本当に”THE雑用”というものばかり。
それでも働かせてもらえることに感謝し、
少しでも会社に貢献しようと精一杯働きました。
異業種に飛び込むこと。
それは、私にとって大きな大きなチャレンジでした。
4. 次につなげるために
年が明けた2025年、私は突然出社できなくなりました。
詳しくは触れませんが、私の自己管理が行き届いていなかった、
ということも一因です。
職場環境にも恵まれ、仕事自体も自分のペースででき、
できることならずっと勤めたい、そう思える会社でした。
体調を崩して1ヵ月。
休職期間は月末(1/31)で満了を迎えました。
2/1からいよいよ復職です。
かなり意気込んでいましたが、
「明日出社できるかなぁ…」
という不安感の方が圧倒的に強かったです。
そして2/1復職の日。
私は出社できませんでした。
繰り返しになりますが、1/31で休職期間が満了しました。
2/1に出社できない、それはつまり退職を意味します。
ずっと勤めたい、と思えた会社だからこそ悔しくてなりませんでした。
最終的には休職期間満了での退職という形となりましたが、
3ヵ月の試用期間を経て、トータル6カ月半も一般就労で働けたことは
大きな自信になりました。
一般的に見れば”たった”6カ月半かもしれません。
でも、3日や4日で辞めていまい、毎回肩を落としていたころに比べれば、
6カ月半”も”続けて働けたのです。
これは大きな進歩です。
異業種でゼロからのスタート。
チャレンジした私に、6カ月半も勤められた私に
大きな花丸をつけてあげようと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
Xもやっているので、よかったら覗いてみてくださいね。
みずたま なお(@nao_mizutama)