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【8】追い抜かれても

こんにちは。みずたま なおです。
今回は散歩について書いていきたいと思います。 


1. ゆるい日課

現在、私はリハビリを兼ねて”ゆるい日課”を2つ課しています。

ひとつは、家の中のどこでもいいから1か所掃除をすること。

流し台を磨いてもいいし、棚の上を拭いてもいいし。掃除機をかけてもいいし…。

でも、余力があるからといって、あちこち手を出さないことにしています。

疲れて継続できなくなってしまっては意味がないので、1日に1か所と決めています。

何と言っても”ゆるい日課”なので「できなくてもいいかな」くらいの気持ちで取り組んでいます。

     ※

そしてもうひとつは散歩をすることです。

こちらも同様にゆるく継続中です。

今のところ、少し物足りないくらいの30分を目安に歩いています。


2. 線路沿いの道

私の散歩コースは大体決まっています。

線路沿いの農業用道路(田舎なので)をずっと直進して、踏切をひとつ渡って最寄り駅に到着する、という片道約15分のシンプルなルート。

帰りはそのルートを引き返します。

線路沿いの道を歩いていると、当然のことながら電車に追い抜かれます。

各駅停車の電車しか通らない路線で、30分に1本くらいと本数もさほど多くありませんが…。

私が歩き始める時間帯は日によって違うため、ときどき電車に追い抜かれることがあります。

ときには電車ではなく、ご高齢の方がヨロヨロと運転する自転車に抜かれることもあります。

 

3. 追い抜かれても

自転車を運転するご高齢の方がどこに向かっておられるのかは分かりません。

それはそれで置いておいて、本題は電車の方。

各駅停車の電車とはいえ、ある程度の速度です。

あっという間に私を追い抜いていき、目的地の最寄り駅まで走っていってしまいます。

そして、先日気づいたことがあります。

それは
「早く着こうが遅く着こうが、最寄り駅に向かっていることには変わりない」
ということです。

個人的に感じたことなので、偏見や語弊があるかもしれませんが、
電車を”健常者”、徒歩の私を”障害者”と感じたのです。


4. 目的地

電車も徒歩も目的地は同じです。

徒歩で駅に到着した時には、もう追い抜いて行った電車は次の駅へ向けて出発しているかもしれません。

それでもいいんです。

目的地に到着したことには変わりはないのですから。

ときには踏切に引っかかることもあります。

先を急ぎたい気持ちも分かります。

でも、そういうときこそ一旦立ち止まって、冷静になる必要があるのではないのかな…と思っています。

そのうち電車が通過します。

遮断機が上がったらまた一歩を踏み出せばいいのです。

私は私のペースで、明日も明後日も散歩に出かけようと思います。



 
最後まで読んでくださりありがとうございました。
Xもやっているので、よかったら覗いてみてくださいね。
 
みずたま なお(@nao_mizutama)
 

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