3か月娘の哺乳瓶拒否🍼克服記録②
ここまでのあらすじ
4月に生まれて3か月目でまさかの哺乳瓶拒否になってしまった娘。
①にてそれまでの内容を記載しておりますので、もしお時間ある方は見てみてください。
①でもお話しましたが、我が家は哺乳瓶拒否克服に向けて、下記7項目を試してみました。
・味を変える
・哺乳瓶(乳首)を変えてみる
・ミルクの温度を変える
・飲ませ方を変える
・お母さんじゃなくてお父さんをミルク担当にする
・眠い時に飲ませてみる
・母乳を与えつつ隙を見て哺乳瓶くわえさせる
極力お金を使いたくなかった我が家は、費用が発生してしまう1,2番を後回しにしていたのですが、このうち3~7番は①に記載した通り試してみても全くダメ。
やっぱり味と乳首なのかと、拒否の最大2ポイントに挑むことにしました。
◆味を変える
我が家は生まれたときに産院から頂いた「すこやか」を使っておりまして。
基本ミルクって産院で一番最初に飲んだファーストミルク使い続けちゃいますよね。だから営業の方々は産院に来て講習なんかもしちゃったりすると思うんだけど。
まあそれは置いておいて。
この機会だからミルクブランド売り上げNo.1の「ほほえみ」様を試してみたのです!
これこれ!
どこの薬局にも基本あるし、粉だけじゃなくて缶ミルクもアタッチメント付であるし、キューブも持ち運び楽だし!!
コレはいいわ!試そう!
と思って調べたら、お試し的なミニサイズがどこにもない。
中缶もデカイし、らくらくキューブも大箱か超大箱しかない。
大箱あるなら小箱もないんかい。
とは言え、缶ミルクからだとハードル高い気もするし…。
と思ったら、同じくらいの月齢の赤ちゃんを産んだお友達がちょうど克服期に遊びに来てくれ、その時にキューブ一袋くれました。ありがとう!!!!
Amazonのベビーレジストリで出産準備のお試しセットなるものがあるようなのですが、700円何か頼まなきゃいけないし、届くの時間かかるし…。
(もう少し前に何か頼んでおけばよかった話ではあるのですが)
まだベビーレジストリ試してない妊婦様、ママ様、ぜひお試しを。
でも私のような「ちょこっと試してみたい」ママも全国にたくさんいると思うので、3本入りとかそういうミニサイズもぜひとも販売して欲しい。
明治さん頼む。
で、本題の「らくらくほほえみキューブ」で試してみたところの話なんですが、お察しの通り全くダメでした。
味わうというよりも口に哺乳瓶の乳首が入った時点で「ギャー!!」と泣き叫ぶので、これはもう乳首です。
いやもう序盤でわかるだろという話なのですが、哺乳瓶と乳首を新たに買い増しするのは極力避けたかったんですよね。
でももうそんな事言ってられないので、重い腰をあげてアカチャンホンポに向かったわけです。
※余談ですが、夫婦で温度確認の時にお互いの手の甲についた数滴を飲んでみたところ、「すこやか」よりも「ほほえみ」の方が甘くておいしかった気がする…。
◆哺乳瓶(乳首)を変えてみる 買い足し編
今までの我が家の哺乳瓶は【ピジョン 母乳実感】で、乳首のタイプは新生児から使うと思い、SとMの2種使いでした。
Sだと丸穴で、Mだとスリーカット構造なんですね。
月齢が進んでいくと吸う力も強くなるから、新生児のころはドバドバ出ないSSサイズ、その後は赤ちゃんと月齢に合わせてサイズを大きくしてより出やすくした方がいい、みたいなのをネットで読み、今までSサイズだったのをMにあげて使ってみました。
出る構造が違うからもしかしたら!?と思ってSとMを試したんですが、我が子はそもそも口にあたる感覚が嫌みたいなので、もう哺乳瓶と乳首ごと変える事を決意。
買い足したのは、以下の4点。
・ピジョン スリムタイプ哺乳瓶
・ピジョン スリムタイプ乳首S (丸形)
・チュチュベビー スリムタイプ乳首×1
・ヌーク プレミアムチョイス M
全部で2,000円程。
でもこれで哺乳瓶拒否が治るなら安いもんだ!と思うしかない。
なぜこのラインナップにしたかというと、それぞれ理由がありまして。
まずはこちらの画像をご覧ください。
左からピジョンスリムタイプ、チュチュベビー、ピジョン母乳実感、ヌークです。
画像を見て分かった方もいるかもしれませんが、ピジョンスリムタイプとチュチュベビーは形状がそっくりなんです!
左:ピジョンスリムタイプ、右:チュチュベビー
で、形も同じようなのであれば専用の哺乳瓶を買わなくてもアタッチメントにはまるのでは!?と思って試してみたら、ピジョンスリムタイプのアタッチメント部分にチュチュベビーの乳首がはまりました!
時々横漏れしたのですが、基本かっちりはまってます。
そして画像を見てお気づきの方もいるかと思いますが、ピジョンの母乳実感とヌークの乳首。
左:ピジョン母乳実感、右:ヌーク
そうなのです!
アタッチメントはどちらもピジョンの母乳実感!
つまり、ヌークの乳首もピジョンの母乳実感のアタッチメントにハマったのです!
乳首とアタッチメントの関係で、哺乳瓶をそれぞれのメーカーのものを買わなくても済み、値段もおさえられるし乳首だけの保管なら場所も取らない!
結果、哺乳瓶本体の買い足しは1本で済みました。ラッキー!!
◆哺乳瓶(乳首)を変えてみる 比較編
さっそくそれぞれの乳首を試してみました。
見てもわかるかと思いますが、ピジョンスリムタイプとチュチュベビーはほぼ形状が一緒です。
形状がそっくりなのになぜ同じ様なものを買ったかというと、ピジョンスリムタイプは母乳実感のノーマルなものと同様、少しつるつるした素材です。ですが、ノーマルと比べるとスリムタイプの方が触った感じは柔らかい。
それに対してチュチュベビーは他の乳首よりもマットな質感で、ピジョンのスリムタイプよりもさらに柔らかいです。
今回買った中では一番の柔らかさでした。
ネットやSNSで色々私も見てきたのですが、チュチュベビーで拒否克服した方も結構いるようで、期待をこめて買ってみました。
そしてアタッチメントが一緒だったピジョンの母乳実感とヌーク。
こちらの違いとしては、ピジョンの母乳実感は上部がツルツル、下部がマットな感触で、赤ちゃんが自分からしっかり吸わないと出てきません。硬さは結構カタイ。
対してヌークは、感触は4つの中でも最もツルツルし、乳首のピジョンスリムタイプとチュチュベビーと比べて硬さもあります。
ただ、ヌークはとにかく出が良い!!
少し傾けただけでもミルクがこぼれるレベル。
吸わなくても出るのがわかります。
なので、個人的に感じた乳首の柔らかさで言うと、
【硬い → → → 柔らかい】
ピジョン母乳実感>ヌーク>ピジョンスリムタイプ>チュチュベビー
といった感じでした。
◆哺乳瓶(乳首)を変えてみる お試し編
ここからようやく試した結果です!長くなってすみません…。
ピジョンの母乳実感は今までも使用していたもので、かつ、ここまで拒否なので、今回買い足した【ピジョン スリムタイプ】と【チュチュベビー】と【ヌーク】の3点をレポします。
①ピジョン スリムタイプ(S丸穴)
くわえた感じはいつもよりも柔らかい感じがしたのか、反応は上々!
少しペロペロしてみるも吸う感じはゼロ。
いつもの母乳実感より柔らかいからか、ペロペロカミカミしている感じ。
だがそれだけで吸わず、思い出したかのようにまた泣いてしまう…。
母乳実感よりかはくいつきは良かったのでこれで諦めずに試し続けるのでもいい感じもしたのですが、30分かけてただ泣くだけだったのでもう根負けしてこの時は母乳を与えました…。
②チュチュベビー
続いて期待値大のチュチュベビー様!
前回のピジョンスリムタイプはこちらが根負けして母乳をあげてしまったが、今回は粘る!!
という固い意志をもってミルクタイム。
いつも使っていた母乳実感の乳首よりも極端に柔らかいためか、「??」と不思議そうな顔をしてペロペロしていましたが、吸う感じはなかなか出ず…。
と思ったらちょっと吸ってる!
嘘でしょスゴイ!!
と思ったら、また顔をしかめてグズグズ言い始めました…。
でも今までの2つに比べるとかなり感触は良く、30分で20ml程飲んでくれました。
嬉しいけど、30分で20mlは先が長すぎる。新生児か。
せっかく買ったしお腹すいてるしヌークも試そう。
③ヌーク(M)
最後の砦のヌーク様!
先述した通り、ヌークはかなりミルクの出が良いです。
出が良いというか、もう傾けたらポタポタこぼれるんです。
抱きながらミルクを与えていると泣いて拒否して、それこそ横を向こうものならどんどんミルクが哺乳瓶から出て、あっちこっちがミルクまみれで大変な事になるので寝かせた状態で与えました。(片手にミルク、片手に拭く用のガーゼ待機)
結果として言うと、我が家はヌークでした。
吸って飲む、というよりも、勝手にミルクが哺乳瓶から溢れ出るので、口の中に入ってきたミルクを飲む、というやり方でした。
おっぱい以外のものを吸うということが何かわからないのか、唇に当たった哺乳瓶の人工物な感じが嫌で泣くのかはわからないのですが、それでも口の中に入ってきたもの(ミルク)を多少舌で出しながらも飲んでいる感じでした。
勝手にミルクが出る分、チュチュベビーよりもミルクの減りが早く、哺乳瓶を吸う、というよりも「ミルクの味、ミルクを飲む」という事に慣れさせるために、それからはヌークでミルクタイムをする事にしました。
哺乳瓶を変えてから
ヌークに変えたからと言って、もちろんすぐにゴクゴク飲めるようになったわけではありません。
ミルクを飲む量も増やせば簡単に飲む感じもしたのですが、今まで週1で50mlしかあげていなかったミルクを急に毎日100ml飲ませるのも心配だったので、まずは50mlを30分で飲めたら、次は25分で飲めたら、次は20分で飲めたら…。50mlを全部飲める時間が短くなってきたら、ようやく量を60mlに、という風に、時間と量とで調節していきました。
また、その他にもいくつか気を付けるべきポイントを決めていました。
◆ミルクをあげる時は笑顔で、楽しく
→下から見る真顔はかなり怖いと思うので、笑顔で。そして、ミルクの時間は楽しい時間であると思わせるために歌ったり、話しかけながら飲ませていました。
◆大人も吸うマネをしてあげる
→口真似でも、吸っている口の形をしてあげるでもなんでもいいです。
吸い方はこうだよ、と教えてあげるように。
◆ミルクをあげるのは基本パパで
→やはりママがあげると「おっぱいがいい!!」と泣くので、基本はパパに任せていました。
◆1日の中でミルクの時間を決める
→朝起きたらミルク、昼寝から起きたらミルク、など、この時間はミルクを飲む、ということを赤ちゃんの生活の中のルーティーンに組み込んでいました。
すぐに克服できるわけもなく、特に最初の1週間は、泣く、ちょっと飲む、泣く、ちょっと飲む、飽きる、でも飲ませる、泣く、それでも笑顔で飲ませる、と、ちょこちょこしか飲み進めてくれなかったので、ミルク担当の主人が本当に苦労していました。
しかし、毎日同じ時間帯に、同じ人がミルクをあげ続けた結果、徐々にミルクに慣れてきたのか、今ではゴクゴク吸って飲んでいます。
何なら私がミルクをあげるのに娘の前にスタンバイしても、「今日はお前が担当か」くらいの目線でこちらをチラ見して口を開けます。
「やっと克服したー!」と胸を張って言える程、哺乳瓶を拒否しなくなるまで、かかった期間は1か月でした。
長かった…。
本当に長かったなぁ…。
さいごに
克服したと言っても、またいつ拒否が始まるかわからないので、まだまだ我が家も気が抜けません。
娘はようやく4か月で、離乳食が始まるのはもう少し先ですし、離乳食が軌道に乗っても外出時や私が不在の時など、ミルクに頼る場面は今後もあると思うので、再発しないようにルーティーンを守っていこうと思います。
長くなりましたが、これにて我が家の哺乳瓶拒否~克服の記録は終わりです。
このノートで哺乳瓶拒否で困っているママさん、パパさん、ファミリーに少しでも役立ちますように…!