「プロ」として働く
私は、作業療法士というリハビリの仕事をしています
入社1年目、上司からの言葉が今でも心に残っています
「プロ」として働くことの意味を学んだ貴重な経験でした
「1年目は勉強」というのはどの業界でも同じかもしれません
私も、特にその意識が強かったのを今でも覚えています
ある日の、リハビリでの出来事でした
その日は、患者さんと屋外に出かけて電車に乗る訓練でした
屋外歩行、外出訓練、公共交通機関の利用を確認する目的です
「見学」という立場で、先輩に同行しました
1駅分の乗車賃、140円は経費精算しませんでした
「見学」という立場、「勉強」させてもらったと思っていました
経費採算しなかったことを、後で上司から怒られませんでした
しかし、「プロとして働いているから、精算するべきだ」
というような言葉をかけてもらいました
「140円くらい、別にいいや」と思っていたことを反省しました
自分の役割、仕事に対する向き合い方を学ぶことができました
それ以降、仕事への向き合い方が大きく変わりました
大変貴重な経験をさせてもらったことを、深く感謝しています
今年こそは、こういう言葉をかけられる先輩になりたいと思っています
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